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谷澤優花

人を敬う心“接遇”を伝えるビジネスマナーのプロ

谷澤優花(たにざわゆうか)

谷澤優花

コラム

保護者とのコミュニケーション改善[教師・講師として何を意識するか]

相手を理解するから、相手から理解される

教師・講師は、生徒の良いことも悪いことも保護者に伝えなければなりません。とくに、悪いことならそれ以上悪化しないためにも、迅速に保護者に伝える必要があります。しかし、実際には保護者の反応も様々ですから、言いづらい・伝えにくいというのが現実でしょう。

生徒のことで、保護者にわかってほしいことがあるときは、まずは保護者に生徒のこと(最近の家庭での様子や言動、気になることや、気が付いたこと)を聞いてみることが大切です。
教師や講師は、生徒の私生活を知りません。塾であれば、いつも決まった時間帯に教室で顔を合わせるだけなのです。家庭の事情も生徒の生活スタイル、普段の家での様子や、本来の性格も知らないのです。
子供というのは繊細ですから、家庭での出来事や悩みといったことが、成績や学習態度に反映されることが大いにあります。ですから、生徒のことで保護者に理解してほしいことがあるときは、こちらから先に言いたいことだけを伝えるのではなく、まずは保護者に生徒の近況について話をしてもらうのが一番です。

話しをする上で大切なこと、それは相手のことをしっかり理解してから、自分の伝えたい話をすること。そうすることで、きっと相手にも理解してもらえますよ。

伝えたいことは3割、7割は共感

人が、相手から受け取る情報量というのは、限られています。
ですから、一度に伝える情報量が多くなってしまうと、伝えられた方は負担が大きくなり、理解しづらくなります。
自分の伝えたいことを正しく伝え、かつ相手を不快な思いにさせない会話というのは、伝えたいこと3割・共感7割というバランスが好ましいと言えるでしょう。
共感するには、相手の話を「聴く」必要があります。そう「傾聴」という言葉があるように、相手に気持ちを傾けて「心から聴く」のです。

話をしている保護者の会話から、生徒の良い所や頑張りといった点が自分の知っている一面と合致した時は、しっかりとあいづちをうち共感することで、伝えたいことを伝わりやすくするための環境(雰囲気)が整います。
共感は、両者の間に信頼関係と安心感を生みます。言い易い環境・受け入れられやすい雰囲気作りがあってはじめて、あなたが伝えたいことも相手に伝わりやすくなると言えるでしょう。


ママできたよ 英語



保護者は敵ではなく、最大の味方である

保護者と教育者というのは、どうしても対立した位置にいるというイメージが出来てしまい…とても残念なことです。メディアの影響も大きくあるでしょうが、少子高齢化もその原因の1つかもしれません。
しかし、教育者である教師・塾講師が一番心に留めておかなくてはならないことは、保護者は決して敵ではないということです。お互い、生徒の健全な成長を心より願っているという根本的な目標は同じであるはずです。ただ、どうしても見る視点や立場が違ってしまうと、意見や言い分も食い違ってしまうのは当然といえば当然です。
しかし、目標は同じなのです。生徒の成長という目標に向かって「力」を注いでいるのですから、保護者と教師という、生徒に不可欠な2つの「力」がタッグを組めばもっと素晴らしい支援や指導ができると思いませんか?

生徒に「がんばれ!がんばれ!」と応援するだけでは、何も始まりません。それどころか、プレッシャーに感じる生徒もいることでしょう。先ほども述べたように、生徒を取り巻く周囲の人間の信頼関係が、成長期には大きな影響を及ぼします。保護者や教師から温かく見守られ、支えてもらいながら両者の愛情を感じた生徒は、学習面だけでなく心身にも良い影響を与えます。

保護者は敵ではなく、最大の味方だと思って教師や講師が接すれば、きっと保護者の態度や接し方も変わってくるはずですよ。

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