愛着のある商品・愛着がわく企業となる為には、苦情・クレーム対応が起点となる
相手にどう思ってほしいかを明確にすることが自分の強みに
みなさんは、人からどのように見られたいですか?
「礼儀正しく思われたい」「真面目で誠実だと思われたい」「信頼して任せられると思われたい」…きっと、好印象に当てはまる具体的な要素がいくつも挙げられることでしょう。
まずは、自分が一番重要だと思うことを決めてみてはいかがでしょうか。
最も重要視している指針を掲げ、社内で取り組む企業も在ります。
例えば、挨拶に力を入れる ⇒ 第一印象の改善
笑顔で応対 ⇒ 接客応対の向上
商品お買い上げ後のお礼の手紙 ⇒ アフターフォローの徹底 など…、
お客様にどのような存在の企業でありたいのか?を明確にし、日々の業務で出来る具体的なことに結びつけ、実施しているのです。
自分が接遇マナーを通して、相手にどう思ってもらいたいかを明確にしてみる。それが、自分だけの強みになります。
伝えたいことを正しく伝えるために、表情や声のトーンにも配慮を
ビジネス上だけではなく、普段の生活の中でも「そういう意味じゃなかったのに…」と思うことは、ありませんか?
自分の伝えたかったことと、実際に相手に伝わったときのニュアンスが違うといったご経験も、みなさんお有りではないでしょうか?
ニュアンスが少し違っただけで、全く別の意味に捉えられてしまうことだってあります。
昔から「十人十色」と言いますが、人の物事の受け止め方、捉え方はそれぞれ違います。その為、相手のことを思って伝えた言葉が、かえって相手を不快にさせることも、残念ながらあります。ですから、伝えたい内容が明確になったら、次に伝え方の最善方法を考える必要があります。なぜなら伝える方法は、ただ単に会話の中での言葉のやり取りだけではないからです。
表情や態度、醸し出す雰囲気も重要です。そして、「目」は口ほどにものを言うというように、アイコンタクトの大切さは、コミュニケーションの中でも大きなウェイトを占めています。
顔が見えない電話であれば、もっと難しいことは言うまでもありません。その為にも、「声」のみのコミュニケーションの限界を知って、確実に伝える方法を身に付けておかなければならないでしょう。相手が電話で話した内容を、「復唱」することが大切なのは、その為です。
このようにビジネス上の場面に応じて、接遇マナーでお教えするポイントを意識してこそ、自分の真意が正確に伝わるのです。
➤自尊感情を高めて、自ら行動をおこすことで、接遇が身につく
➤なぜ、企業に接遇マナーが必要なのか?
➤マナーの基本を抑えるための必要最低限の研修内容とは?
◆ビジネスマナー・接遇を通し円滑なコミュニケーション方法を提案
問題点や改善点、実際のクレーム案件など企業ごとに内容を把握した上で、研修の内容を組み立てます。
現場ですぐに実践できるビジネスマナー・接遇を分かりやすく伝えています。
ビジネスマナー講師 谷澤優花