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谷川由紀

人材開発・組織開発・アンガーマネジメントのプロ

谷川由紀(たにがわゆき) / 社会保険労務士

高松太田社労士事務所

コラム

病気の時期をアンガーマネジメントで乗り切る

2018年11月24日 公開 / 2021年1月22日更新

テーマ:アンガーマネジメント

コラムカテゴリ:法律関連

コラムキーワード: アンガーマネジメント

今はすっかり元気ですが、今年の夏は、気づくと6キロ痩せ、目まいが酷くなり、耳の調子が悪い・・・

そんな日々を過ごしました。

病院通いをしながら日々を過ごしていましたが、なかなか原因がわからぬまま。

どんどん体重は減り、将来のことが不安で、死までも意識しました。

それでも、落ち込んで、家事、育児、仕事を簡単にだれかに代わってもらうという訳にはいきません。

また、日々、イライラしたり落ち込みながら過ごしたくもありません。

そんな時期、アンガーマネジメントの「分かれ道」が大活躍してくれました!

この「分かれ道」という技術は、「行動のコントロール技術」です。

4つの箱があり、自分の力などで「変えられるもの」と「変えられないもの」に分け、「重要」か「重要ではない」かを区別します。

今回の病気の場合、不安を感じてイライラするけど、この病気という出来事が私の力で「変えられるのか?」と考えると、「変えられない」。

また、「重要」か「重要ではない」かを考えると、「重要」でした。

ということは、「変えられない×重要」という箱を選びます。

この箱に入る場合、下記の行動をとります。

----------------------
まず、(変えられない)現実を受け入れる。
そして、今、出来る行動をさがす。
----------------------

私の場合、病気という現実を、まず受け入れました。

この時に、ただただ祈り続けるのではなく、まず、変えられない現実を受け入れます。

そして、今できる行動を探します。

私の今回のケースでは、病院で治療を受けること。

そして、将来のことを考えて不安になるより、「今、このとき」に集中して生きること。




結果的に、しばらくして病状は落ち着き、体重も4キロ戻りました。

不安な気持ちや体調の悪さから、イライラの感情を家族や周囲にばらまくことなく、「今に集中」することで、毎日を丁寧に、そして平常心で過ごすことができました。

アンガーマネジメントを学んで良かったと、私自身、改めて感じました。

アンガーマネジメントは心理コントロール技術です。

講座を受けたからといって、すぐにこれらの技術が身につくわけではありません。

スポーツと一緒で、日々のトレーニングが大切です。

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次回、12月1日(土)の午前中に、応用講座を開催します。

21日間のプログラムを用いて、技術を習慣化するための講座です。

もしご興味があれば、お早めにお問い合わせください。
(詳細)
https://ameblo.jp/yuki-tanigawa/entry-12411706758.html
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