「アンガーマネジメント=怒らない子育て」ではありません
12月の上旬に、香川県内の中学校で、全校生徒と先生方を含む440名にむけてアンガーマネジメントをお伝えしました。
当初の予定では、中学3年生限定であったのですが、校長先生や教頭先生が「この内容は、全生徒に是非伝えて欲しい!」ということに変わり、全校生徒へ向けてお伝えすることになりました。
こちらの学校には、とても広い体育館があります。
その中で、約50分間の登壇でした。
社労士として登壇している、ダイバーシティー関連や働き方改革のセミナーや講演でも、一度に440人をお伝えすることは初めて。
やはり緊張しました。
でも、同行して下さったアンガーマネジメントキッズインストラクターの香川里美さんが、「大丈夫ですよ」と声をかけてくださり、落ち着いて登壇することができました。
途中で寝てしまう子もいるだろう、と思っていたのですが、本当に驚くほどみんな真剣に聴いてくれました。
「ここは大切なところだから、書いておいてね」というと、一斉に全員がペンを走らせるという姿をみて、私も同行した香川さんもびっくり!
短い時間でしたが、「怒りの感情とは何か?」「怒りのピークをどのようにやり過ごすのか」「怒りで後悔しないためには?」等、怒りの仕組みやコントロール技術を精一杯お伝えしました。
私の登壇が終了した次の授業は、各教室で感想や意見交換の時間となっていたようで、あちこちで「怒りのコントロール」について話し合いが持たれたようです。
「沢山の子供達に、アンガーマネジメントを知って欲しい」
私自身の夢が、少しずつ叶いはじめています。
多感な思春期にあたる中学生。
感情に振り回されるのではなく、自分の感情を自分で扱えるようになる。
そんな子供達が増えることを目指して、これからも、どんどんお伝えしていきたいと思っています。