介護職員に求めるのは、1つだけに
介護施設・事業所では、ヒヤリハットを活かした
業務の見直し、リスクマネジメントを行っていると思います。
しかし、やってはいけない、失敗を防ぐなどの観点だけに
取り組んでいると現場では委縮したり、
失敗を隠そうとする動きが出る場合があります。
これは、介護の現場で決められている手順が正しく、
介護職員が間違ったことをしてはいけない、
失敗しない様に、という観点からとらえられているからです。
ヒヤリハットの中には、気がついて良かった点も入っていますが、
失敗例などではなく、成功例も積み上げてみましょう。
このやり方を行うと、利用者さんに好評だった、
職員間でも、「いいね」の言葉が出るような行為を
どんどん積み重ねて、現場でも活用してみましょう。
つまり、介護職員が行った良い行為をまとめるのです。
ヒヤリハットだけでなく、「いいね」を増やす
職場づくりに取り組んでみましょう。
~介護・福祉の職場をサポートしています~
メールマガジン「労務と人材育成のヒント」を毎週火曜日の朝にお届けしています。
別の内容をお届けしていますので、登録をいただき、こちらもご参考ください。
https://www.directform.info/form/f.do?id=1834
※2020年7月17日に、記事の内容を一部修正しました。