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コラム
反り腰のままでは体幹は思うように使えません
2019年11月13日 公開 / 2021年3月3日更新
反り腰の人は体型の変化や筋力の低下などによって
脊柱起立筋が過緊張した状態にある。
骨盤の前傾の程度がきつくなり
背骨が前に押されて、背中のお肉が余ってくるし
腰の負担が大きく、腰痛につながる人も少なくない。
背骨は本人は伸ばしているつもりでも
伸ばす方向が違い、お尻はヌケヌケ、太腿は緊張し
肩甲骨を動かすにもきつさがあって傷めてしまうこともある。
体幹はそのままでは安定した状態にはならない。
反り腰の立ち姿はこんな感じ。
軸が通らない。
元々反り腰になりやすい人に、わざわざやってもらった。
普段意識して、反り腰にならないように使われているが
咄嗟の時には、こんな極端なことはなくても
たまにまだ抜けてしまうことがある。
お腹もポッコリ出てしまう。
それでも初めて来られた頃とは体が全く違う。
その頃から思えば10㌔近く痩せている。
体の位置感覚と使い方、体の流れを感じるようになって
体は自然に変化し、重心の位置も立ち姿も意識も動き方も変わった。
反り腰のままでは、きれいに痩せることはできなかったと思うし
体幹を安定した状態にして
背骨がしっかり伸びる状態にもならなかったし
股関節も不安定でなく、負荷のかからない状態で
開脚前屈なども、かなり早い時期にできた。
動きによって、反り腰の癖が出てくる時もあるが
日常生活から、しっかり意識された体は痛みもなく
ずいぶんきれいになってきた。
体幹の底まで意識も流れも通り
わざとやらない限り、反り腰にはならなくなった。
膝裏も後ろに押して伸ばしていたのが踵まで通っている。
反り腰のままでは、背骨が適切に伸びず、
手足を楽に使えるようにならない。
何よりも体に痛みが出てくると残念過ぎる。
以前にも実際にプロのダンサーになった人が反り腰がきつく
腰椎すべり症になっているのに
それでもなお、反ろうとしているのを
驚いて止めたことがある。
痛みに耐えるのがプロではない。
痛まない状態に整えて使うことを覚え
習慣化するのも大切な訓練。
今痛みがなくても、体は年齢や環境で変化する。
小さな変化をとらえて対応していくのが
無理なく
好きなことを長く続けていくこつだと私は思っている。
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