重心を感じて立つ うまさきせつこのボディコントロール
鎖骨、肩甲骨、背骨の方向と流れを継続して自由度の高い背骨
背骨をしならせて、上を見上げると
肩や腕が詰まり、首が詰まり、背骨はちっともしならない。
痛いのを我慢して、グイグイ背中を前に押す。
そうしている人は多いのではないでしょうか。
上の画像は、背骨を最初はしならせていたのが
腕の位置は置き去りのまま。
そのため
肩甲骨や腕が固まり、頭だけが後ろに行って
落っこちそうです。
腕こそつけていないものの
背骨「反る」と「しなる」はどう違うか(2017年9月28日)
の最初の画像のように「反る」状態になってしまいました。
下の画像。
背骨は肩甲骨と体幹の底の位置感覚と
双方向のベクトルがわかっていれば、前後左右にしなります。
位置認識をして背骨がしなると
鎖骨を引いて、背骨中心に呼び寄せるように肩甲骨が寄っていかなければ
前肩のままでは詰まってしまいます。
詰まってしまうと固まってしまいます。
背骨のしなりに方向を合わせて、流れが継続するようにする必要があります。
鎖骨を引く
間違えやすいインナーを使わない「背骨中心」(2019年5月15日)
前肩、痛い肩の自己修正(2019年6月20日)
一度にいくつもそれをするの?
ということでなく、背骨のしなりにはセットになっているのです。
順を踏んで身につけた感覚がここで活きてきます。
とても楽そうで、しなやかな背骨のしなりが
腕が伸びても損なわずにできました。
あなたの背骨はしなります。
セットのどこかが伴わないから
今は伸びられないだけ。
できるやり方がわからないだけです。
背骨の伸ばし方(2016年11月14日)