体勢は変わっても背骨を伸ばすやり方は同じ

2019年7月15日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

体勢は変わっても背骨を伸ばすやり方は同じ

レッスン前に自主的にやっておられることを見ていて
あっ！と思ったので、意識の向け方を変えてもらった。
実はほかの方がされていたのだけれど
こちらの方の改善前・改善後の差異がわかりやすかったので。

上の画像は最初の状態。
脚は一見伸びて見えるが背骨はつながっていない。
股関節は引き込めていないので、脚が連れていかれて
お腹や肋骨が縮み、肩や首に重みがかかってきつそう。

下の画像は肩甲骨をはがした状態で
体を支える面が大きくなり
脇の厚みもある。
背骨が伸びて、体幹の底が押せている。
肩や首も楽そうに見える。
背骨が伸びて体幹の底が高い位置にあり
股関節が引き込まれて、意識はお腹や床についている面でなく
背骨や高い位置にある体幹の底にある。

後ろから見ても、改善前は向かって左側の脇が縮み
肩甲骨は外に出ていて、歪みが見られる。
下のほうに落ちている印象がある。

下の画像ではこの歪みが随分なくなっている。
骨の位置感覚を自分で確認できれば
背骨がしっかり伸ばせる。
背骨がしっかり伸びれば、大抵の歪みや不具合が
軽減する。

写真を180度回転させれば
肩甲骨が寄せられる流れも、背骨の伸び方も
体勢が変わっても同じになる。