今の自分を否定せず自分の言葉にして
明確な肩甲骨、胸郭、体幹の底、足裏の感覚から確実な体幹のつながりを作るー続き
うちのWSでは
新規の方には、事前に問診票を提出してもらい
それに従って、最初にパーソナルチェックを行い
その後で、全員でプログラムに添って、レッスンを進めていく。
昨日のコラムで挙げているのは
チェック中の誘導とチェック待ちにしてもらうプログラムの一部。
チェック待ちでは、みんなでするレッスンの準備になることを
アシスタントさんたちの指導の下でしてもらっている。
肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚(2017年10月22日)
参加2回目の方。
前回から、ご自身で随分試行錯誤してこられたのが見える。
勘違いされていたことを指摘して、修正する。
「わあっ!全然違うことをしてたんですね。」
とちょっとがっかりされていたが、いいんです。
違うんだ!ということを身をもって知ると
次につながる。
今まで自分が抱いていたイメージを変えていくのは時間がかかって当たり前。
大丈夫。
体と自分の意識が明確につながる練習だと思って下さい。
足裏から中心に向かう力を感じる。
中心に還る力でぶれない体幹(2019年3月30日)
と骨盤幅に脚を収納してスッキリいらない力を抜く(2018年9月4日 )
を同時にしている。
骨盤幅に脚を収納してスッキリと長く使える脚に(2018年8月18日)
これはまだ動画もない。
[ぶれない[体幹につながる足裏 https://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/column/5018811/]](2019年3月3日)
でやっていることは鎖骨を引く(2019年4月8日)
のでも、胸郭でも、体幹の底でも同じ。
ご自身でもかなり意識してこられたのがわかるので
説明して誘導し、やっていただいた。
肋骨の前側は母指、小指の根元、胸郭は土踏まず、
胸郭や肩甲骨は踵と考えると、ぶれない安定した体幹を
作ることが可能。
これは全員に誘導した。
これも同じ。
お休み前に呼吸で体を伸ばし整える(2019年4月20日 )
をしながら、その中に体幹の位置感覚を感じられる。
これもまだ動画は公開していない。
棒を使って肩甲骨と脇、腕のつながりを感じていく。
まだ反り腰の癖は抜けていないが、意識をどこに置くか
誘導しながら、皆さんでやっていただいた。
新幹線でかなり遠いところから来てくださった方だが
肩甲骨からつながる感覚を感じて下さった。
肩甲骨の意識で、真上だけでなく可動域は痛みなく広がる。
足裏の意識を中心につなげるにも
脚のいらない力や股関節が固まるやり方を除かなければ
明確にはなりにくい。
膝裏が固まる(2019年4月19日 )
で、股関節につながる感覚を促しながら進めていった。
多くのことを憶えなければならないのではなく
体全体として考えた時に、部分的なところに意識のずれが行ってしまうことがある。
ひとつずつ、いらない要素を取り除いてやる。
それは一人一人、いらないところに力が入るケースが違う。
そこを修正できると、いっぺんにつながる人もあれば
違うところにいらないものが出る人もある。
自分の体が今までしてきた中の
いらない部分を修正し
本来の楽な状態を取り戻す。
紆余曲折ということでなく、
ポイントがわかれば、するっとつながる人が殆ど。
それを自分でできるようにするのに時間がかかるということになるが
いったん感じてみれば、それはとても楽しい作業になる。
少なくとも、私もずっとお稽古を続けて下さっている人たちも
これを楽しんでこれまで来ている。
とらえ方が「やらなければならない」ではなく
「こうしたら楽なんだ」
「こうすればつながるんだ」
「不思議~!面白い!」
で、やっているからだろう。
体に向き合えば、高い壁でなく、
自分にあらゆることを教えてくれる機会。
向き合ってみれば体が喜ぶ。