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中心から分ける前後開脚は無理のない肋骨の形を意識して

2018年9月22日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

中心から分ける前後開脚は無理のない肋骨の形を意識して

「肋骨を締めて!」
よく言われる言葉ですね。
ただこの意味をわからずにやたら締め上げて
体を固めてしまう人はたくさんおられます。

このコラムではまず肋骨の形を内圧で張り
鳥かごのように前も後ろも横も縮まない状態にすることを
大事にすることを書いています。
その上で自然な状態から背骨が伸ばせ、インナーが使えて
結果として、肋骨が締まった状態になるように使っています。
肋骨自体だけを締めあげているわけではありません。
それに伴い、連動することで無理のない動きになっていきます。

長くなりすぎるので、これは何回かに分けて書きます。

肋骨が開いた形
肩甲骨や背骨と連動した締まった肋骨
上の画像は、肋骨が開いた状態。
背骨は前に押すことになり
背中のお肉は余り、推進力は生まれず
中心から前後に脚を分けることはおろか
無理のない前後開脚には至りません。

下の画像。
脚を前後に分けた状態で
おへそを前に向けようと思えば
肋骨を開いていてはできません。
脚を後ろに引いている側の肋骨の黄色の点が
前を向くようにしています。
そこから背骨の推進力やインナーの力が働いて
締まった肋骨になります。

肋骨が開いて背骨や肩甲骨と連動していない骨盤や脚
締まった肋骨で連動し、脚の送り出せている状態
上の画像。
肋骨が開いたまま送り出した後ろ脚。
背骨が前に押され、お肉が余り
骨盤から坐骨はつながらず
流れができないので方向に無理があり
腿の外側に力を入れて伸ばそうとしてしまいます。

下の画像。
適切に締まった状態の無理のない肋骨の状態から
背中は反ることなく、裏側の意識もでき
背骨が動き、骨盤は傾き
脇側面から骨盤~座骨とつながり
坐骨から内腿、親指方向に流れができて
気持ちよく後ろ脚が伸びていきます。

上下比べると送り出される角度や長さが違うのがわかります。
無理がなく楽に感じられます。

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