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コラム

土踏まずが伸びると脚の形は変わる

2018年8月30日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

土踏まずが伸びると脚の形は変わる

この数日
「正座ができない」を考えてみた
「正座ができない」を考えてみた2
「正座ができない」を考えてみた3
と、正座ができる状態、できない状態を考えてきた。

昨日は膝そのものに長いこと不具合がある人と一緒に考えてみた。
この方はタナ障害で、普段はどうもなくてもちょっとしたきっかけで
膝がはまった状態になると激痛を伴う。
だんだん、その状態になることは間遠になっておられるが、その痛みを味わないために
とても慎重になっておられるので、膝を深く折り曲げることへの恐怖心は
人一倍強い。
そのため、無意識に膝から下の方向をずらしたり
脚に負担をかけまいとして、しっかり感じている体幹の位置感覚を
一瞬にして見失われることもある。
足裏を固めてしまわれることも度々ある。

うつぶせ寝の状態でつま先を立ててもらった。

最初の状態
土踏まずが伸びた状態1-2
土ふまずが伸びた状態
初めの画像では、土踏まずはあまり伸びておらず、
踵を押す向きも方向が異なっている。
膝裏は固まっている。

土踏まずを伸ばすのと方向を誘導して
2枚目では随分脚が長く伸びて、膝裏もスッキリしている。
そこから踵を押しつつ、更に土踏まずを伸ばして
つま先までつなげたのが3枚目。

最初の状態2
土ふまずが伸びた状態2
横から見た最初と土踏まずを伸ばした後の画像。
足裏の状態が変化し、膝が床から離れた。
お尻の状態も違っている。
自然に引き込むことができている。


体幹から膝を折りたたむ
軽く体育座りして、足側から膝を曲げるのでなく
体幹がしっかり伸びている状態で体幹側から
踵にお尻を近づけていくと
痛みはもちろんなく、恐怖心もまったくなかったそうだ。

「体幹の状態をしっかり意識して脚の方向をずらさずに揃えられたら
膝がはまることもない、ということですね。」
とご自身でおしゃっていた。

痛いのを避けるために自分がどういう行動をとるかを
自覚しておくのも必要である。
この方は自覚して意識されているときにはとてもきれいなのだ。
痛みがあるときには、自覚して意識することを忘れてしまう。
自分の体のことを知っているからこそ
自分の状態をよいほうに変えられる。

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