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痛い足裏均等に踏むためのストレッチ2

2018年5月22日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

痛い足裏均等に踏むためのストレッチ2

「足裏が痛いんです」
数週間前にかかと高めの靴で、一日歩き回って
変に捩じってしまったと言う方
その時に調整することを練習して、楽になって帰られたのだが
また調子が悪いと言う。

縮んで固まりが出来た足
見ると随分むくんで腫れている。
医者で見てもらって骨には異常がないらしい。
ちょうど第5中足骨あたりにぼこっと固まりができている。
体重がかかると痛いので、かばっておられるうちに
縮んだままの状態が定着した感じ。

脛骨直下を通して土踏まずを伸ばす
うながして脛骨直下を掬い上げるようにして
土踏まずを伸ばしてもらうと、伸びたところが気持ちいいと言われる。
まだ均等に押すことが出来ていないが
土踏まずを伸ばしてもらうようにした。

踵を引いて土踏まずを伸ばす
踵と土踏まずで体幹につながるアーチを作る
土踏まずを引き上げる方は痛いようなので
踵を引いて、土踏まずを伸ばすことを時間をかけてしてもらった。
踵を引くと言うと、前後に引っ張らずに踵を持ち上げてしまう人がいるが
双方向のベクトルが必ずあるように使わないと意味のない運動。
片方向だけのベクトルしかない場合は、張りがない。

膝小僧を引き上げる
繰り返しやってもらううち、腫れぼったかったところはご覧のようにスッキリしてきた。
ここで双方向に引き合った足裏を床に付けたまま
膝小僧を引き上げると、引き合った脚、足のベクトルは体の中心に向かう。
股関節を引き込める状態になったということ。

外旋時、小指~踵のラインを付ける
この時、肩甲骨、股関節、踵をつなげる感覚
動画のようにつながりができていると、背骨を中心として体幹の底を
中心方向に回すように引き寄せると、無理なく脚はターンアウトする。
座骨と脛骨直下をつないで股関節の外旋
脚が開くのに伴い、足裏の踵~小指のラインは床を押しながら、中心に寄る。

改善後の足
流れの滞らない、張りのある状態で、体幹からコントロールして使うと
最初の腫れぼったい縮んだ状態がスッキリし
歩き方も痛そうではなくなった。

体のどこかが痛いと
そこを動かさないように庇う意識が働いてしまうが
元々の原因は体幹からのコントロールが出来ない詰まった状態にあるから
座った負荷のない状態から、流れのできた状態から
どうすれば痛くないか、どうすれば痛いのか
自分で確かめて知っておくのが大切。

生活する人の体は大怪我や病気でない限り、常に動いている。
痛いところを庇うために、体全体が歪んだ状態でいると
痛いところは治癒しても痛く、痛いまま使うことになる。
体全体の使い方が意識できなければ、不具合はよくなっていかない。

参考:自然に日常生活で身につけられる体幹の感覚のヒントー椅子編
    骨盤の左右差修正、坐骨の感覚を感じてみる
    肩甲骨から肘を長く無駄な力を抜く意識付け
    松葉杖を使う時ー体幹の推進力を育てるヒント
    ギプスの足が痛くないように立ち上がる
    坂を登る時・・脛骨直下を通してみる

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