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コラム
肘先の力を抜く2
2018年5月5日 公開 / 2021年3月3日更新
肘先の力を抜く2
肘先の力が抜けるように
腕を楽に回すことが出来ましたか?
手先で回そうとすると腕は重く
肘があちらへこちらへ動いてしまい
肩甲骨もあちらへこちらへ
背中も抜けてしまう・・
肘先が固まったり、力を抜くどころでない
という方。
肘の内側のコリコリは上腕内側上顆(じょうわんないそくじょうか)
と言いますが
参考:肘の引っ張りの勘違い
これをどう引っ張るかがポイントかと思います。
下の各写真は床側から、腕の動かし方を見たもの。
赤い点は腕を動かす途中の
上腕内側上顆(じょうわんないそくじょうか)の位置。
その位置はずっと同じ位置に保たれていますが
保つためにどうしているかは、少し後で。
床側から熱血カメラマンよろしく、写真を撮って見て
面白いなあと思ったのですが
ちょうど袖の縫い目でよくわからるのですが
二の腕の面が、手先が上に上がるにつれて
体の向く前方向に行き
手先が下りる時には、面が広く脇の下から全部床側を向いています。
二の腕の裏側が平たくなって使えると、このような使い方になります。
張り合った麺の方向を根元から合わせているんです。
これって脚も同じですね。
上腕内側上顆(じょうわんないそくじょうか)を操作できているので
肘があちこちに行かず安定して同じ位置にあり
肘から先は軽く楽に動くのですが
肘をどう引っ張るか?
上腕内側上顆を二の腕側として引っ張るか
肘先側として引っ張るか・・
肘先側として引っ張ると、肱も肘先も固まってしまいます。
これをしてもらっている時、実際に肘の小さな引っ張りを誘導していると
「あっ!今つかめたかも!」と言われました。
特に二の腕と肘先が1本に伸びる状態になる時
(写真では2枚目)
肘の内側はより遠くに(肘全体ではなく)引っ張られます。
そして、肘ははまってしまうほど、ぴんぴんには伸びていないと言うこと。
最後の写真のように肘から先が前に行かず
二の腕に添うように使えると、上腕内側上顆は二の腕側として
無理なく使えています。
肘から先が前にしか動かない時は
肘先側として使っていると言うことです。
回すのが難しい人は
写真のように体の裏側に意識を置いて
上腕内側上顆を二の腕側として引っ張り
まず力を抜いてブラブラと動かすことからやってみましょう。
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