マイベストプロ神戸
うまさきせつこ

ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

体幹を連動させるためのインナー感覚を覚える

2018年4月7日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ワークショップ セミナー

コラムカテゴリ:スクール・習い事

体幹を連動させるためのインナー感覚を覚える


レッスン風景
昨日のWSでは、体幹を連動させるインナーの繊細な感覚を覚えてもらうために
たくさんのことをするのでなく、じっくりレッスンを勧めていった。
新しく来られた方たちも、リアクション大きく反応して下さるので
笑いの絶えない、いつにも増して楽しい時間になった。

脇を引き込んで腕を伸ばす
肩甲骨から肩を上げないで繰り出す使い方。
もっと肩甲骨の位置を下側にとどめられるが
肩を持ち上げずに繋がりは感じておられる。

位置感覚が認識できていない1
位置感覚が認識できている1壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール2
壁を使って肩甲骨、脇、股関節、脚までコントロール3
をしてもらうにあたって、膝を立てたところ。
上の画像では骨盤、坐骨の位置感覚がまだ感じられていないので
お腹に力が入り、骨盤もお腹に引き寄せられ、坐骨も押せない。

下の画像では点線のように傾いた骨盤を起こし、
股の底が脚方向に向くように坐骨を押せて
自然に脇やお腹が伸びる方向を覚えてもらっている。

位置感覚が認識できていない2
位置感覚が認識できている2
こちらも寝ている状態から90度起こしたものと考えてもらえばいい。
上の画像でも骨盤は後傾して、坐骨は寝た状態になっているが
寝た状態と同じように、股の底が床に向くように後ろ方向に引き込み
骨盤を床方向に回すように使っている。

それだけで背骨は連動して伸び、坐骨~膝も長く使えて
足裏から中心に向かうベクトルもできる。

壁を使って開脚
このような体幹の位置感覚と連動のための
繊細な感覚がわかってくると
以前にした壁を使って痛くない開脚なども
無理なく出来る。
ご自分で久しぶりに家でしてみたら
少し痛みを感じたとおっしゃっていたので
スタッフがふが誘導させてもらうと、つながりが明確に感じられるようになられた。

力の流れの方向の認識
一番上でリンクしている腰痛ストレッチからの展開。
少し繊細なインナーの感覚を促して、力の流れの方向を感じてもらっている。
「めちゃくちゃ体が伸びてる!」
と、お口がOの字になっていた。

体幹を伸ばして連動させる
脚が無理なくつながって上り、戻したところ。
気持ちよく伸びた。
壁を肩甲骨から押しながら、膝を立てた状態で
感じられる小さな感覚を自分の中に染み込ませるように
じっくりされていた。

脚を上げたり、素早く切れのある動きをしていくためには
位置感覚と連動する繊細なインナーの感覚を
体がしっかり覚えてくれることが大切。
繊細さなしでは、アウターの筋肉しか使えない。

アウターも大切だが
せっかく自分で開発できるインナーを誰でも持っているのだ。
アウターだけなら半分以下しか使っていない。
もともと自分の中にあるものを使えるように有効利用。
覚えることで体が変化するのは、このうえなく楽しい。

この記事を書いたプロ

うまさきせつこ

ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこ(うまさきせつこモダンバレエ研究所)

Share

関連するコラム

うまさきせつこプロへの
お問い合わせ

マイベストプロを見た
と言うとスムーズです

お電話での
お問い合わせ
090-1024-0048

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

うまさきせつこ

うまさきせつこモダンバレエ研究所

担当うまさきせつこ(うまさきせつこ)

地図・アクセス

うまさきせつこのソーシャルメディア

youtube
YouTube
2024-03-17
rss
ブログ
2024-03-17
instagram
Instagram
facebook
Facebook
  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ神戸
  3. 兵庫のスクール・習い事
  4. 兵庫のダンススクール・スタジオ
  5. うまさきせつこ
  6. コラム一覧
  7. 体幹を連動させるためのインナー感覚を覚える

© My Best Pro