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コラム
肩甲骨、脇の位置感覚を見失う
2017年7月7日 公開 / 2021年3月3日更新
肩甲骨、脇の位置感覚を見失う
背中が落ちる、背骨が伸びにくい時には
大抵は肩甲骨と脇(腕の付け根)が同じラインになく
腕に肩甲骨が連れて行かれ、肩は上がっている。
つながるところを触ってみると、プヨプヨして肩甲骨の端っこは前の方に来ている。
上写真は肩甲骨、脇の位置感覚を見失った時
下の写真が、自分自身で位置確認をした後。
修正前と修正後では、肩が下がっているのはもちろんだが
自分で位置感覚を持っているので、上に浮き上がった骨盤を自分で下ろし
脇を中心に引き寄せることで、自然に肩甲骨も寄り、背骨が連動して
下腹も抜くことが出来て、結果背骨が伸び、
「引きあがった」状態になっている。
肘を引っ張った状態で肩に手を置き
腋の下を触ってみると、後ろの方に肩甲骨の外側があたる。
この状態なら、腋の下に少し段差のある壁のようなものが感じられる。
そこを後ろに押しながら、腋の下の方向を
ゆっくりと後ろ側に向けていくと
この壁が後ろ側に開いて、腋の下が広くなってくる。
この時、肩口は鎖骨を引く方向に前から後ろにずっと『回し続けているし
肘で動かすのでなく、腋の下を動かしている。
背中を前に押さないように注意する。
最大、腋の下が後ろに向いたところで
(これはたくさんいくことが目的でなく、自分で無理なく感じられるところまで)
脇から順に肘を閉じていくと
肩甲骨と脇が一致するところが感じられる。
もちろん肩の位置は下がるが
脇側面の幅は横から見ても広くなり
胸の位置も高くなっていて
肋骨も自然な状態にあり、体幹の上の方で肩甲骨~脇~背骨のユニットができている。
参考:肩の痛い人の肩甲骨ストレッチ
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