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コラム
肘を張ると前肩、肘が後ろに行ってしまう
2017年5月22日 公開 / 2021年3月3日更新
肘を張ると前肩、肘が後ろに行ってしまう
このお悩みは少なくないですね。
原因は、体の中心から遠い、手先から使ってしまうから。
肩甲骨、脇の位置感覚がわかった上で
中心から順に使えると、こういうお悩みはぐっと少なくなります。
上の写真は肘を張ろうとして
手先を脇に持って行ったもの。
肩が前に行き、脇~肘は短く縮んでいるので
肩が押し上げられて盛り上がり、肩幅は狭くなり
もちろん肩甲骨と脇はつながりません。
背中も落ちて、反ったようになっています。
下の写真は肩甲骨と脇を同じラインにして引き込み
肩口、肩先も前から後ろに優しく回し
脇の方向を合わせてひきあったもの。
盛り上がっていた肩はおりて、
肩甲骨~脇はつながって肩幅も広く
更に脇から下に流れをつなげることも
背骨の上下の感覚もあります。
黄色い丸で囲んだ部分も上の写真とは違います。
体全体の印象も、自分自身で感じる安定感も違います。
横から見ても上の写真はきつそうですが
下の写真は無理なく自然です。
肩口を前から後ろに回すと同時に
肘は後ろに掬い上げるようにすると
脇から肘が広い面でつながります。
とても難しいことでなく、どこから始めるかで
これだけ違ってきます。
体は部分を直そうとしても思うようになってくれず
全体を考えて初めてつながります。
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