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コラム
体をつなぐ肩甲骨のポイント2
2017年5月12日 公開 / 2021年3月3日更新
体をつなぐ肩甲骨のポイント2
腕を上に上げるのに、肩が痛い人はもちろん上げにくいと思うけれど
特に痛いところがなくても肩が詰まってしまう人は
腕を上げるのに
手先から使っておられることが殆ど。
手先から腕を上げると肩が詰まってくる。
初めのうちは肩が盛り上がるだけだが
そのうち、真上には上がらず横に腕がはみ出して上がったり
無理に上げると、肩や三頭筋あたりが固くなって、肘も伸びない。
ボディコントロールを始める前に来られた生徒さんが
「私はこの10年肩より上に腕が上がったことがないんですよ」
と言われたことを思い出す。
「手を上げようとされてるからですよね。
肩甲骨、脇から上げれば上がりますよ」
と誘導したら、手が真上まで上がって、とても驚かれていた。
体をつなぐ肩甲骨のポイント
でも書いているが
肩甲骨の位置を自分の体の元々の位置にしてやるには
肩甲骨と脇(腕の付け根)を同じラインにしてやることがいる。
肩甲骨、脇の状態を確かめる
その上で、写真のように肩甲骨からの流れで
肩甲骨の位置を意識して、
それが上から下に更に下から繰り出されて動いてくれるように回し下げてみると
肩口が前から後ろに回り、肩甲骨が下に下がって
肩甲骨と一致した脇が広い幅を作ってくれるので
大きなユニットが出来て、そのユニットを下に引っ張りながら
脇~肘~手先へとベクトルが出来ていく。
ものすごく前に書いているコラムだが
肩を上げずに腕を動かす肩甲骨下の支点
もご参考に。
支点が出来ると
ユニットが出来て、流れが出来る。
その流れの方向が遮られないように使うと
初めは勝手がわからなくても、繋がりが出来、可動域が広がっていく。
こんなことも、手先からつかうと絶対にできない。
位置感覚が出来て、繋がりが出来て
広幅リボンのように太い流れができる。
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