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コラム

肩甲骨をはがした状態をキープできる方向を考える

2017年2月7日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

肩甲骨をはがした状態をキープできる方向を考える

肩甲骨をはがす
コラムを書いたのはもうほぼ4年前。
そこから、体を変化させ、いい状態で使うために
いろんなことを提案し、お伝えしてきました。
体はどこも大事でないところはありませんが、
肩甲骨を意識することで連動してくれるところが、果てしなくあります。

連動してくれるように肩甲骨をはがすー肩甲骨と腕の付け根のラインを一致させたら
それが固められずにつながる方向を考えていくと
こんなに楽にできるのか、という感覚を実感できます。
昨日書いたコラム脇を固めてしまうと脚はつながらない
は、その一例です。

肩甲骨から方向が合う、合わないの違い
バーにつかまり、背骨を伸ばしたもの。
左右の肩甲骨、脇、腕の違いが見えます。

左側は肩幅は広く、腕への繋がりもなだらかで楽そうに見えますが
右側は肩幅が狭くなり、折れ込みが深い割に、肩のラインは曖昧です。
脇を引き込む意識が強くなりすぎて、肩甲骨を締めてしまっているので
腕への流れは遮られて、方向付けができないので
腕自体に力が入っている状態です。
肩甲骨が床側に傾き右前に引っ張られています。

左側が無理に引っ張られることなく、楽な状態であるのは
脇の方向も床に向き、そこから素直に腕が伸ばされているからです。

脇の方向合致
キープできる方向を考える、などと大げさな言い方ですが
それがすんなりできる時には、頭であまり考えてはいません。
自分の体の流れを感じて伝えていく時には
体の中を廻るパイプのような流れの存在がはっきり感じられ
その流れに従っているだけです。

脇から脚の方向合致
流れが明確な骨の位置を廻っていきます。
冷静に穏やかに自分の体をみつめる心も大事ですね。
頭が固く、最終形の形に囚われている時には
うまく行きません。

動くのは体ですが、それを使ってコントロールするのは
自分自身の冷静な意識。
部分だけを考えてはいないと自分では思っていても
すぐに反応するところだけに意識が向くと
見失ってしまうことも多々あります。

「心技体」もまた一致するのですね。

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