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うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

それでは肩甲骨は動いていません2

2016年12月16日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

それでは肩甲骨は動いていません2

昨日に引き続いて肩の痛い人の肩甲骨ストレッチ
一生懸命されているのに
自分はしっかりやっていると勘違いして
実際にはまるで(とは言わないけどーこれも試行錯誤の道のうち)
効果が上がってないよ~というケース。

肩に力が入る使い方
無理のない使い方
上の写真は肩や肘にまず意識が行ってしまったために
肩甲骨ははがれることなく、腕の付け根も同じラインになく位置の認識が出来ない。
肩が持ち上がって力が入っている。
自分の前側に腋の下を向けられないので、肘が横を向いてしまう。
特に腕の筋肉が発達している人がこの状態になるとカチカチになってしまう。
肩甲骨がはがせていないので、脇はのっぺりしている。
行きにくいのを無理に動かそうとするために
首にも力が入り前傾する。

下の写真は腕は引き寄せるのではなく
肩甲骨に脇から肘をしっかり伸ばしたものを押しあてた状態になっているので
肩甲骨をはがした状態になっている。
前から見て肩甲骨の端っこが見える。
前から後ろに回し下げ続ける操作で赤い〇印まで
力が及んでいる実感がある。
腋の下はまっすぐ前に向けられ、肘も無理なく前向きにできる。

肩に力が入る使い方2
無理のない使い方2
前から斜め前、横と脇の下の方向を変えていく時も同じ。
肩甲骨、腕の付け根が同じラインにない場合は
上の写真のように、肩が盛り上がる。
体幹部分の位置感覚が安定せず感じられていない場合は
肩の詰りは取れず、肩が下りてスッキリすることもない。

位置感覚が実感でいたうえで下のように腋の下の方向を変えていける時には
首、肩、顔の間の空間が広くなる。
この写真では位置感覚は感じられているが
前から後ろに回し下げる意識が途中で薄れているか
タイミングが悪かったのか、肩口にこわばりが見える。
よく研究している方だが
苦手な方の感覚をつかんでいくいいきっかけですよね(^^)

うまくできないことをできるようになるために
一足飛びはできない。
小さなことをひとつずつ観察しては
次への飛躍に結び付けていく。

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