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コラム
座ると痛い坐骨、修正後の効用
2016年10月4日 公開 / 2021年3月3日更新
長い時間、椅子に座ったり
坐骨歩きをしたりすると、ごりごり音がして痛いという方は多い。
よく見ると、坐骨を立てるのはもちろん大事なことだが
骨そのものが、床にピンポイントで当たる状態で
座っておられる方が殆どのようである。
胸椎からアプローチする開脚の前段階の
動画をよく見てもらうと
胸椎からひとつずつ背骨を送り出して、落ち込んでいる胸を反らすのでなく
芯から引き上げて整え、坐骨も立つようにしているが
その後、坐骨の位置も引き、体幹の底がしっかり床方向を向いて
坐骨が直接床に当たるのでなく
そこの面を大きく広くして
腿の裏も床に着くようにしている。
点でなく面で支えている。
先日来られた方も坐骨歩きが痛いと言われていたが
今の注意を聞いてされると楽で痛みがなく
違った効果もあった。
これは来られた最初の脚の状態。
もちろんまだ何もしていないので、脚は好きな方向を向いている。
この直後、坐骨歩きで気を付け
面を広くして体幹のバネを使って腰から押すように
してもらっている途中の脚。
外に開いて、向きもバラバラだった脚がほぼ前向きになっている。
もちろん痛みもないし、楽で脚も長い。
レッスン途中の脚。
ちょっとした意識と感覚の変化で、これだけ変わる。
この方はこの後、夜行バスに乗られたそうだが
坐骨の痛みがなく、背骨の意識も継続されていたので
いつもより元気だったと連絡を頂いた。
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