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コラム
骨盤と脚がひとかたまりのプリエから卒業しましょう!
2015年12月3日 公開 / 2021年3月3日更新
骨盤と脚がひとかたまりのプリエから卒業しましょう!
プリエなんて初歩の初歩、キチンとできてるに決まってるやん!
本当に使えるプリエが出来ているでしょうか?
長年踊っている方でも、脚がパンパンのプリエをされている方は多いようです。
一度見直しては如何でしょうか。
上の写真は骨盤と脚がひとかたまりのプリエ。
膝は床方向にしか向けられず、脚に力が入っています。
骨盤と脚が分けられていないので、股関節から脚が送り出せません。
こういうときは下腹も無意識に抜けています。
グランプリエにする時も、体の重みで開かざるを得ません。
グランプリエからドゥミプリエに戻る時も
脚は重く、力が入ります。
下の写真は下腹を明確に使って骨盤と脚が分けられ
体幹からはつながっているので、足裏まで流れができています。
股関節から脚を送り出せる状態になっているので
膝の方向は横に向き、体の重みを利用しなくても
最大限に坐骨~膝を長く使ってプリエが出来るので
脚に負担がかかりません。
かなり以前の動画で、説明が充分足りてはいませんが
骨盤の意識でつま先・膝を合わせて楽なプリエに
肩甲骨、脇 股関節の入れ込みで体幹をつなぐ
をご参考に。
2番のプリエでしてみるのが一番わかりやすいですが
4番プリエを確信がもてないまま
「なんとなく」やっている人は、とても多いので
5番の延長でしなければならないと思わずに
1番の延長、それでもうまくいかなければ
このように、自分でつながりがわかる幅で
まず感じてみましょう。
1番より幅が広いけれども
間違いなく股関節が折れた状態で、足裏まで流れを送り出せており
張りもあります。
形が「なんとなく」出来ているように見えるよりも
明確に自分でつながりがあり、感覚があることは
どれだけ自信につながるでしょう。
つながりができれば、少しずつ本来のポジションでできるようになります。
特に軸足に乗ってしまい、均一に分けることができない人が多いのです。
「足に乗る」のでなく
「股関節から分ける」です。
股関節をきっちり折って使うことで
脚への負担が軽減し、みるみる脚が細くなっていった人もいます。
踊るだけではなく、日常動作でも
このような意識があるかないかで、脚への負担は大きく変わり
スタイルも変わってきます。
楽できれいなのがいいですよね。
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