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コラム
肩甲骨、脇~肘の関係をキープする
2015年9月29日 公開 / 2021年3月3日更新
肩甲骨、脇~肘の関係をキープする
単に立っている時や静止の状態では
肩甲骨を留めて、腕もスンナリ使えているものの
そこに動きが加わって、体勢が変わった途端
腕や肩に力が入ってしまう人は結構おられる。
肩甲骨、脇~肘の関係がキープできず、単独に使い、繋がりが失くなってしまう。
運転車両が発進した途端、次の車両がその勢いや重みを受けて
両方がつぶれてしまうようなもの。
写真は、正座の状態で肩甲骨の位置を留めて、脇を引き込んでいるもの。
骨盤はやや後傾させている。
脇~肘は縮めずに伸ばしている。
留められた肩甲骨は更に腰方向に引っ張り、下腹も上下に伸ばしている。
これだけでも肩甲骨を留める感覚を忘れてしまう人は多いので気を付けて頂きたい。
背骨を少し広げたもの。
動かしたのは背骨や骨盤で、肩甲骨も脇~肘も
その動きに従い、関係性を変えずにキープしたまま
一緒に移動しただけである。
この時、腕をバタバタ動かして寄せてしまうと
背中は丸くならず、腕や肩に力が入ってくる。
元に戻したり、骨盤を前傾させた場合も同様である。
違う場所を動かして丸くなろうとすると、関係性が変わり
無理な力が生じてくる。
動きが伴うと肩甲骨、脇~肘の関係を留められない人は
このようにシンプルな状態で感覚を覚えていきましょう。
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