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イメージを感じ取る
2015年9月14日 公開 / 2021年3月3日更新
イメージを感じ取る
ひとつの動きの前のプレパレーション(準備)は
目で見ているだけでよくわかるものも、確かに行われているけれども
よくわからないものもある。
「えっ?今のって、そんなのあったっけ?」と思われても
感じさせないだけで進行していたりする。
こういうことは言葉では伝えられない時もあり
「ここ触れてみて」
と、体の流れの変化を感じてもらうこともある。
これは言葉より伝わりやすかったりすることもある。
「あっ!」と感じてみて
同じように自分の体に触れてみて
こんな感じだろうか?と試してみて体感する人も多い。
上の写真もその直後。
プリエに入る前に体幹が脚とは分かれた状態で上下に伸び
中心に集約された力が細く、長く四肢に送り出されていくのを
確かに感じておられる。
自分自身でエネルギーの流れが感じられるそのイメージをつかむことは
考えている時には果てしない時間に感じられるが
わかるときは一瞬である。
この一瞬に出会うために小さな感覚を確かめることを念入りに繰り返している。
部分で覚えたものは見失ってしまうこともあるが
流れを感じることができたものは間違いなく体が覚えてくれる。
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