お手持ちの脚も意識次第で長く

2015年8月17日公開 / 2021年3月3日更新

テーマ：ボディコントロール

コラムカテゴリ：スクール・習い事

お手持ちの脚も意識次第で長く

一生懸命、力を入れて脚を伸ばそうとすると
脚って短い。
股関節を引き込んで、流れに逆らわず抜いていくと
遠くに伸びてくれる。

（いつものタンジュ）

（股関節を引き込んで送り出したタンジュ）

上の写真はいつもされているようにしてもらったタンジュ。
決して短くはないが、骨盤と脚が一緒になっている。
そこで坐骨を自分の方に引くようにして股関節が折れる状態にしてもらい
坐骨から土踏まずまで通る感覚が感じられるようにしてもらったうえで
引き込みながら送り出すようにしてもらった。

坐骨から膝を長く、踵の方向へ
踵が縮まないように、土踏まずを長くしながら指先も遠くへ。
爪先を外に向けようとされて、ねじれる傾向はまだあるが
足裏の感覚のつながりをシュミレーションしていくとまだ長く使える。

脚が短い、太い、力が入ると言っても
体自体がそうしたいわけではない。
自分のお手持ちの体が自分の使える駒。
お手持ちの体を自分なりに使いこなしていこう。
自分の体の状態を知り、つながりの感覚を覚え
使い方を工夫していくと、伸びしろはまだまだある。