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ボディコントロールで体の使い方を伝えるプロ

うまさきせつこ(うまさきせつこ) / ダンスインストラクター

うまさきせつこモダンバレエ研究所

コラム

犬とのお散歩も体の意識のチャンス

2015年6月11日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

「犬と散歩してたら、股関節がおかしくなって」
とおっしゃる生徒さん。
「股関節の使い方が悪いんですかね?」
「!?」

おそらく、まだまだ遊び盛りの若くて元気なわんちゃんに引っ張られ
引っ張られえるままに体が連れて行かれているんですね。
それでは、ワンちゃんの散歩でなく、飼い主が散歩させられてしまっていますね。

犬の散歩 脇の引き込み
昨日のコラム脇の引き込みで骨盤を開かない前後開脚
と同じように、脇を引き込んでみましょう。
これはいつも散歩されている時の感じ。

犬の散歩 脇の引き込み2
手をつないでもらって脇を引き込んでもらいました。
この時は少し強く引いておられて、余分な力が入っています。
脇を引き込むのは本当に小さな力で、肩甲骨があるラインに
自分の腕の付け根を合わせる感覚です。
強い力ですると腕に力が入ってきますし、脇がスカスカになり方も上がってしまいます。

脇の引き込みがきちんとできると腰までしっかりつながり
体幹の感覚を養うことができるわけです。
ワンちゃんを飼っている生徒さん達は、お散歩の中で
股関節の感覚を養ったり、コントロールしつつ、
ワンちゃんの体の動きを感じて見たりと
いろいろ工夫されています。

犬の散歩 脇の引き込み3
リード代わりのひもを持って楽な力でコントロール。
脇を引き込んでおくと、元気なワンちゃんのスピードも
あちこちに行こうとするのも自分の体幹の方向に合わせられます。
リードの先のワンちゃんは私(笑)

毎朝夕、合計3時間も、ワンちゃんとお散歩に行かれるなら
3時間も一緒に自分の意識する時間がレッスンの一環となるわけで
それは素敵なチャンス。

リード越しでも、ワンちゃんとの一体感も感じられて
感覚がとてもよくわかります。

ワンちゃんとの散歩の後に引き合いに出すのもなんですが
介護される人も、抱き起す、椅子から立たせてあげる、体を支える
歩行の補助など、あらゆる場面で
人の体を感じて、どう反応すれば相手が楽に動くことができ
自分も負担少なくできるかを考えられます。

私も親の介護をしていた頃の経験は全て体を使うことにつながっていて
有難い経験だったと思っています。
どんな経験も考え方次第で自分を活かすチャンスになります。

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