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コラム
骨の位置を意識する工夫で感覚を覚える
2015年4月5日 公開 / 2021年3月3日更新
骨の位置を意識する工夫で感覚を覚える
骨の位置を意識することをフラフープを使って
いろいろやってみた。
昔からこんな私の思いつきに付き合って来てくれた人たちなので
「懐かしい~」と言いながら、一緒にいろいろやってくれた。
肩甲骨の下にフラフープを当てて腕を添わせていくと、肋骨、脇、腕の繋がりをイメージしやすい。
背骨を使う感覚が明確に。
肩甲骨を留めて背骨の動きを出す3も参考に。
腰椎が抜けやすい人は
「もう1本欲しいわ~」というものの、2本は持てないので
紐を使ってみた。(長ければタオルもよさそう)
使っているうちに、1本だけでも抜けなくなってきた。
肩甲骨の位置がイメージでき、脚の付け根がきちんと折れる状態にすると
無理なく滑らかで、落ちないプリエができる。
首がつながりにくい時も第一頸椎を後ろに引く感覚で合わせてみると
イメージしやすかった。
骨の位置を認識できて、その関係を崩さず動きにつなげられると
いろんなことが可能になってくる。
自分自身の意識を作っていく工夫の一つとして
こんなものを使っているが、あくまでこれは道具に過ぎないことを頭に入れておきたい。
感覚をつかんで自分の中に入れてしまえばいらないもの。
だから、わざわざ買う必要はない。
こんなものを買うことを推奨している訳ではない。
意識できるものならあってもなくてもいいものだ。
けれども、例えばフラフープが充てられているところがどちらにどう引っ張られて
それによって体がどうつながって流れができるか、を考えていくのには役に立つ。
タオルだろうが壁だろうが、人に引っ張ってもらおうが
それでできたことに目を向けるのでなく
それで補助されたことで、自分自身はどこをポイントにするのか
どうしてそれが出来たのかを考えて見なければならない。
体との付き合いは自分自身で工夫し、考えていくことの繰り返しである。
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