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コラム

股関節と脚を分けて引き込み引き合う、で見える差

2015年3月13日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

股関節と脚を分けて引き込み引き合う、で見える差

無意識の状態で、片足を上げると
誰でも体は軸足の方に寄ったり、傾いたりする。

高く脚を上げることは日常生活ではあまりないが
¥@u体幹から、股関節と脚を分けて、引き込む意識があるとないとでは
全く変わってくる。

骨の位置を意識している体幹であれば
脚は「上げる」いう感覚から「分けて引き込み引き合う」イメージになる。
例えば、バレエではルティレ(パッセ)というのがあるけれども
これを「上げる」意識と「「股関節と脚を分けて引き込み引き合う」意識とでは
下記の写真のような違いが出てくる。

引き込まないパッセ
引き込むパッセ
上の写真は、「脚を上げる」意識なので、軸足が外側に傾いている。
骨盤の傾きも大きく、体幹部分も落ちてしまう。
下の写真も、骨盤の傾きはあるが
(これは体幹の底部分と頭の上に抜ける意識で、位置を揃えることができる)
軸足が引き込み引き合う意識ができていて、
体幹から股関節と脚を分けている。

上の写真の時には、パッセにした脚は引き込まれているが、
軸足側に意識が行き、こちらの脚は「上げる」意識になって、引っ張られる脚に
やや連れて行かれた状態になっているが
この引き込み引き合う軸足はずいぶんいい感じ。
ここまでできるようになられたのは嬉しい。

矢印のように
「頭の中から手を突っ込んで、股の底をつまみあげる」
ようなイメージで引き込み、土踏まずまで通していく。

「手を離してできるの!?」」
と言う人もあるが、そこで立てる様に感覚を磨いている訳です。
脚で立とうとするとバランスが取れないが
体幹部分からつなげる感覚ができると、立てます。

難しい人は膝を前にして(行進する時のような状態)
何かにつかまってするところからどうぞ。
体幹から片足で立つもご参考に。
この動画では「股関節を引き込む」を最近やっている状態では言及していない。
付け根を引き込む感覚も加えて頂きたい。
それも難しい人は椅子に座って引き込む感覚を覚えていくところから。

自分の感覚を磨いていくのに
どんなレベルでやるかは人目を気にする必要がない。
人目を気にする間に、感覚は磨かれる。

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