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コラム

股関節から楽に伸びる膝の方向

2015年1月16日 公開 / 2021年3月3日更新

テーマ:ボディコントロール

コラムカテゴリ:スクール・習い事

股関節から楽に伸びる膝の方向



膝を前や後ろに押して、緊張させる状態で立っている人は多く、
ひどい人は、踵からうんと後ろに大きく湾曲したふくらはぎがある、ということもあります。

こうなると腿はパンパンに張り、それでも日頃鍛えている人は
過伸展した膝のままでも動けますが、つながりがなかったりという人も見受けます。
特に膝の痛みがあったり、その経験がある人は深く膝を折るのがきついですし
楽な状態も、どうだったのか忘れてしまいます。

ここでは股関節をお尻が後ろに行かない状態で引き込み、プリエしています。
「膝を曲げる」意識でなく、股関節を引き込むことで自然に膝が折れる状態を導き出すと
坐骨から膝の腿の裏側を長く使うことができるので
余計な力が前腿や膝にかからず、楽な状態で折れます。

坐骨から膝の腿の裏側が長い状態は
初めは難しいと思いますがだんだん、動画の矢印の様に
弧を描くようなイメージしていくと、「脚を上げる」ような動作でも
楽に伸びる感覚が出来てきます。

骨盤の前後傾の改善と内腿の可動域を広げるストレッチ
で、股関節の引き込みをイメージできると、よりやりやすくなると思います。

そこから伸ばす時には、動画中でも言っているように
方向を床方向、脚が生えていく方向に、
ホースの先を向けるようにして、そこから水が流れるように送っていきます。
膝を伸ばそうと思うと、脚の方に意識が暴走し、部分が固くなってしまいます。

指令塔は股関節にあり、そこで調整して指令を送る形です。
違う言葉で言えば、床方向に「抜いていく」となります。

脚が伸びた時、自分で膝裏を触ってみて下さい。
膝裏に「もっこり」がある場合は、無駄な力が入って、
本来伸ばせる状態より伸びていないということです。

骨があるべき自然な位置にあり、流れが通っている時には
どこにも塊がありません。

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