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コラム
触れて触れられて伝わること うまさきせつこのボディコントロール
2014年3月30日 公開 / 2014年8月22日更新
触れて触れられて伝わること
言われただけでわからないこと、
見てもよくわからないことも
伝える相手に触れる、触れられるでわかることが多い。
写真のように、矢印で書いてしまえば、単なる矢印に過ぎないが
同じように矢印通りに触ったり
意識して動かそうとしても
人の手で伝えられることとは情報量が違うと思う。
床に寝てもらって、腕を楽に伸ばしてもらう意識付けを行った写真だが
線は2次元、触れて促す時は3次元である。
相手の体に触れる時は、自分の体が相手の一部としてつながる意識でしている。
相手を感じることなく促そうとしても伝わることがない。
自分自身の体の情報を目に見えない意識で相手が感じ取り、
こちらも相手を感じることができて
初めて伝わる。
このタイプの体の人なら、こんなやり方
こちらなら、これと頭で考えていると、大きなはずれはなくても
わかったようなわからないような曖昧さで
相手は真に受け取れないままということもある。
人はそれぞれ違い、1人として同じ体、同じ条件の人はない。
全く同じレッスンはない。
同じ目的のことをするにも、アプローチはそれぞれ違う。
同じお題を与えられて作品を作っても
受け取り手によって、全く異なるものができるのと同じで
1度ごとに異なる人とのコラボレーションになる。
先日、レッスンに来られた方が、
自分自身が触れられることで感じ取れることが多かったので
ご自分の生徒さんに、わからないなりに
「こう伝われば」と流れを促してみたら、生徒さんの体が変わった!と
喜んでおられた。
ご自分なりに生徒さんがよくなるように、思いを込めてご自分がわかることを
一生懸命されたのだろう。
どんなことでも、とは言えないが
向き合うもの同士で伝わらないはずはない。
同じ相手でも日によって同じ反応ではない。
体にマニュアルは通用しない。
こちらが提供するだけでなく
無言の中で、相手から多くの情報を頂いている。
惜しまずに自分自身を出すから、入ってくる。
レッスンはシンプルなものだと思う。
※「4月のワークショップのご案内」http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/seminar/2693/
(4月から2日のうち1日を土曜日に設定しました。)
4/11㈮のワークショップは募集を締め切りました。
4/19㈯のワークショップはまだ余裕がございます。
※「Cross in the space 観る 語る 踊る 遊ぶ」
折田 克子によるワークショップとクリエイティブダンスシアターによるパフォーマンス。
(私も踊ります)http://mbp-japan.com/hyogo/us-bodycontrol/service1
↓「うまさきせつこのボディコントロール」の詳細はここから
うまさきせつこモダンバレエ研究所
せつこのゆったり自分コントロール
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