社長の労災保険
社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。
今回は、評価制度と会社の理念について、です。
評価制度の作成をサポートすることも多いのですが、
最近、私が重視していることがあります。
それは、「目的は何ですか」ということです。
目的の重要性は、評価制度に限らず、企業に限らず、
至るところで言われます。
私は、評価制度についていうと、運用のしやすさを重視してきました。
なぜなら、作ったものの途中から使わなくなった会社を何社も見てきたからです。
その原因は運用がしにくいから、と考えていました。
そのため、私は、できるだけ運用がしやすい評価制度を作成することに重きを置いてきたのです。
しかし、最近はその考えを少し修正しました。
つまり、運用が多少しにくくても、目的に適うものを作ろう、ということです。
運用のしやすさは、手段です。
あなたの会社で評価制度を作成する目的は何ですか。
公平な待遇の実現?従業員のモチベーションアップ?会社の存続?
成果主義を加速?従業員の幸せ?
そして、評価制度も結局は会社の理念や使命を達成するための手段でしかありません。
ということは、やっぱり会社の理念や使命というものは大切で、
明確にしておく必要があると思います。