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三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

作業環境をチェック。パソコンの画面は目の高さより下に。

三谷文夫

三谷文夫

テーマ:労働安全衛生

社労士&アンガーマネジメントファシリテーターの三谷です。

前回、WEB会議後の疲れが・・・という話から、
「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」をご紹介しました。
https://mbp-japan.com/hyogo/srmitani/column/5055333/

今回は、このガイドラインの中の「作業環境」から学んだ項目を紹介します。

<作業時間>
・1日の作業時間が長すぎないよう
・1時間以内で1サイクル
サイクルの間は10-15分の作業休止
サイクル中にも1、2回の小休止を
・会社は、作業者に応じた業務量を

<作業姿勢>
・椅子に深く正しく座り、足は足裏の全体が接するように
・長時間同じ姿勢にならないよう、ときおり立ち上がるか立ち作業を

<機器の調整>
・ディスプレイは、眼から40cm以上の距離 画面の上端は眼の高さまで
・ディスプレイの位置角度、輝度を調節
・ディスプレイと書類を交互に見る作業では、 書類を眼が疲れない位置

<タブレット・スマートフォン>
・作業の目的にあったものを選ぶ
・長時間の作業では、キーボードなど外付け機器で疲労を予防

<椅子、机>
・安定して座れ、移動しやすいものを
・座面の高さや背もたれが調節できる
・机や作業台は、機器と書類を置ける広さを
・机の高さは作業者に合ったものを
・机の下は脚が動かせるような広さ

<照明等>
・明暗の対照が著しくない室内照明 間接照明はグレア防止に効果的
・ディスプレイと書類を交互に見る作業では、明るさが著しく異ならないように。
・机上の照度は300ルクス以上が目安
・太陽光が差し込むときは、窓にブラインドを

<パソコン機器>
・輝度やコントラストの調節機能 ⇒眼の保護
・位置や向きの調整機能 ⇒正しい姿勢
・動かせるキーボードやマウス ⇒肩こり防

(以上、同ガイドラインの概要より)

私自身、とても参考になったのが、ディスプレイの位置でした。
「画面の上端は目の高さまで」とあります。
これを学び、調整しました。今までは、目の高さより上に画面上端がありました。
これで少しは疲れにくくなるでしょうか。

企業においても、このようなガイドラインをテレワーク中の従業員などに紹介して,
自分自身の仕事環境をチェックしてもらってはいかがでしょうか。

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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