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年間の休日数は最低何日間必要か

三谷文夫

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テーマ:休日休暇

年間の休日数は最低何日与えないといけないでしょうか。

休日に関しては、法律上は「週に1日」与えること、とされています。
年間52週ありますので、52日の休日数でよいとも思われます。

しかし、もうひとつ労働時間も法律で規制されていて、
「週40時間、1日8時間」と定められています。

すると、例えば、1日8時間労働で日曜日だけが休日の場合、
8時間×6日=週48時間となり、週40時間を超えているのでアウトです。

つまり、休日と労働時間の2つの側面から法をクリアしないといけないのです。

これを踏まえて「1日8時間労働」の場合の
年間の最低休日数についてまとまると、

週40時間×年間52週=2,080時間(年間の労働時間上限)
2080時間÷1日8時間=260日(年間労働日数)
1年365日-260日=105日(年間休日数)

よって、1日8時間労働の会社は、
年間105日の休日が最低必要です。

また、1日7.5時間労働の場合であれば、
同様の計算で、年間休日数は88日となります。

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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