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年間で忙しさに差がある会社の労働時間制度

三谷文夫

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テーマ:労務管理

ある会社から労働時間に関するご相談を受けました。

お話しうかがうと、「秋がとても忙しく、それ以外は暇」
ということで、秋の残業代が100時間越えが複数人いるとのこと。

私の提案は、「1年単位の変形労働時間制の導入」。

通常、週40時間・1日8時間が労働時間の原則ですが、
上記の制度は、年間平均したら週40時間に収まっていたらOKというものです。
1日も10時間まで設定できます。

この会社にとってのポイントは、
「秋以外の労働時間をどこまで短くできるか」。

例えば、秋は月労働200時間、秋以外は月労働120時間のように設定しないと、
意味がありません(年間平均週40時間以内に収まらない)。

この会社のように年間通して時季的に忙しさに差があるような会社は、
このような変形労働時間制という制度もありますので、
ぜひご検討下さい。

(厚労省HP:1年単位の変形労働時間制)
https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/kantoku/040324-6.html

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三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

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