介護と外国人労働者について考えさせられた話
先日、平成30年版の厚生労働白書が公表されました。
https://www.mhlw.go.jp/toukei_hakusho/hakusho/
この白書ですが、あまり一般の方には馴染みないのかあ、と思います。
私は、昨年から大学で授業を担当しているのですが、
授業テキストや資料を作成するにあたって、この白書はとても重宝しています。
というのも、豊富なデータや現状を国がどのように把握しているのか、
課題とこれからの展望などの情報がまとまっているので、
非常に参考になるためです。
過去のものはあまり分かりませんが、
最近の厚労白書はカラフルで子ども向けの図鑑のような分かりやすさがあって、
一般の方でも読みやすい、分かりやすい構成にもなっていると思います。
私が面白いと思うのが、白書の最後の方に、
「日本を100人の国に例えてみました」というページがあります。
人口、雇用、医療、福祉などについてデータがあって、これが面白い。
例えば、
雇用保険加入者は、33人
会社の健康診断で所見ありは、24.8人
週60時間以上働いているのは、4.1人
保育所に入所しているのは、1.9人
タバコを吸うのは、18.3人
などなど。
何となく今の日本の社会保障を取り巻く状況が見えてきますよね。