労働局が強制捜査?(2013/4/3)
今日の日経朝刊に「介護保険料がアップ」という記事がありました。
大手企業が加入する健康保険組合の介護保険料率が年々上がっているということです。
この介護保険料、よくわからない方が多いのではないでしょうか。
介護保険からの介護サービスのための財源になるのですが、
この保険料は、40歳~64歳までの方が負担しています。
そして、会社員は、給料から天引きされています。
ただ、介護保険料は健康保険料と合算されて天引きされていることも多く、
会社員からすると、結局介護保険料はいくらなのか分からないことがあります。
なかには、きちんと天引きされ、納めているにも関わらず、
「私、介護保険料払っていません」
という方もいらっしゃいます。
そのため、日経記事にもありましたが、国からすると、
保険料を上げやすい項目ともいえます。
会社側からすると、介護保険料も半額を負担しています。
毎月負担する介護保険を含めた社会保険料の負担はボディーブローのように効いてきます。
個人事業から法人成りを検討している社長に、
社会保険料の概算をご提示すると非常に驚かれることがあります。
「こんなにかかるんですか」と。
とりとめもない話になってしまいました。
社会保険料は、個人にも会社にも大きく影響を与えますので、
動向は注視していきたいものです。