コラム
フリーランスの労働者性の問題について
2019年10月4日
今朝の読売新聞に、
飲食物宅配サービス「ウーバーイーツ」の宅配員が労働組合を結成した、
という記事が掲載されていました。
配達員は各飲食店と「業務委託契約」を結んでいる、という点が特徴的で、
こうなると個人事業主という扱いになって、雇用契約に基づいた労基法等の適用がない、
というところが組合結成の背景にあります。
契約は業務委託だけど、実態は雇用ではないか。
労働者性が認められるのではないか。
この問題は、こちらの会社だけではなく、社会的に大きな問題になっていて、
厚労省では「雇用類似の働き方に関する検討会」が昨年開催されたほどです。
今後は、ますますフリーランスの増加が予想されますので、
この課題をどのようにクリアしていくのか注目です。
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