労働局が強制捜査?(2013/4/3)
今クールの火曜ドラマ『私、定時で帰ります』第一話を観ました。
http://www.tbs.co.jp/watatei/
仕事上、働き方改革がどんな風に世の中に受け止められているのか、
やはり気になります。
第一話は、20代新入社員と就職氷河期経験の30代後半中途社員の
仕事観に関する話でした。
この、30代後半の中途社員、という設定が現実的だなあ、と。
私の周りの会社では、35~45歳の社員が圧倒的に少ない感じがします。
就職氷河期を経験し、非正規で働いている方が多いのも実感としてあります。
正規で入社できても、解雇される恐怖があるためバリバリ仕事をする。
残業当たり前。休むなんて考えられない。
ドラマ上、誇張されているかもしれませんが、
その世代の方々(私も含めてですが)にとって、
長時間労働は当たり前という仕事観が色濃く残っている世代とも言えます。
働き方改革は、トップを含め管理職が変わらないと何も変わらないと思っています。
そういう意味では、管理職世代となっている35~45歳の方々の意識・行動改革が重要です。
私も管理職研修では特に力を入れているところです。
ただ、その世代の方々の仕事観や価値観を否定することは、
その方の生き方自体を否定してしまうことにもなってしまう恐れがあります。
伝え方や寄り添ってくれる誰かが必要です。
そのようなことをこの第一話を観て感じました。
2話目以降も楽しみです。