Mybestpro Members

三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

新入社員をほったらかしにしないで。

三谷文夫

三谷文夫

テーマ:研修 教育

この時期、新入社員研修も多く行われていると思います。
今日は、新入社員を受け入れた時にありがちで、
でも新入社員の心を折れされせしまうことについて書きたいと思います。

これは「新入社員」「研修」に限ったことではないのですが、
皆さんの会社では、採用した社員をほったらかしにしていることはないでしょうか。

OJTでの研修ではよくありがちな場面として、

教育係の先輩が、
「ちょっと待ってて(と言いつつ1時間くらい席を外す)」
とか
「急にこの仕事やらないといけなくなったので、今日はこれ読んでて」
とか、
「昼休みは適当にここで休んでていいから」
など。

先輩としてはほったらかしにしている気はないと思います。
しかし、新入社員は心が折れそうなほど、
ほったらかしにされていると感じることもあるのです。

これは、転職を繰り返した私自身の実感でもありますし、
私が行った研修後のフォローアップで新入社員から聞いた声でもあります。

中小企業は教育にかける時間もコストもそれほどないかもしれません。
しかし今や人材は貴重な経営資源です。
そして人には感情があります。
せっかく採用し来てくれた社員を大切に扱う意識を持つようにしたいものです。
それは、教育担当者だけではなく、周りの社員もみんなが持つ必要があります。
「おはよう」
「今日も元気そうやね」
「一緒にお昼食べよう」
周りからのちょっとした声かけでいいのです。

私は、こんなちょっとしたことで、
新入社員の顔がイキイキとしてくるのを何度も見たことがあります。

「新入社員をほったらかしにしてないかな」
特に中手企業ではこの意識を全社で共有できたらいいですね。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

三谷文夫
専門家

三谷文夫(社会保険労務士)

三谷社会保険労務士事務所

労務についての法的観点からのアドバイス、それに加えて人材育成、組織力向上についての研修を行うことができることが私の強みです。「明日から実践できる研修」をモットーに、現場ニーズに合わせた研修が特徴です。

三谷文夫プロは神戸新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

労使ともに幸せになるための労務管理のプロ

三谷文夫プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼