コラム
部下指導に役立つ!山本五十六から学ぶ「承認」の大切さ
2019年2月12日 公開 / 2020年5月11日更新
日本の軍人で連合艦隊司令長官だった山本五十六といえば、
「やってみせ、言って聞かせて、 させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。」
という言葉を残したことで有名ですよね。
人(部下)に動いてもらうためには、ほめることが大切だよ、と。
実はこの名言には続きがあることをご存知でしょうか。
それが、これです。
「話し合い、耳を傾け、承認し、 任せてやらねば、人は育たず。」
人(部下)を育てるためには、承認が大切だよ、と言われています。
もちろん何でもかんでも部下の言うことを聞くというわけではなく、
話し合うこと、そのためには傾聴が必須のスキルであることを指摘しています。
これは、現在の人材育成においても十分通用する視点です。
山本五十六は、「ほめる」と「承認」を違う概念で使っています。
もちろんほめることは大切です。
ただ、ほめすぎる風潮が行き過ぎると人は成長しないのではないでしょうか。
ほめると、その時は部下は動いてくれるかもしれない。
でも、ほめることが形式的・儀礼的になってしまったら、
部下も上司の言葉に感動を覚えなくなってしまうでしょう。
そこで、「承認」ということが必要となってくるのです。
では、承認とは具体的にどのようなこと言うのか、
部下指導に承認をどのように使っていけばよいのかは、次回にお話しします。
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