神戸大学大学院保健学研究科で「大学院講義」をしました。
あっという間に夏本番です。ゲリラ豪雨という言葉も定着し亜熱帯地域の仲間入りを果たしてしまっているようにも感じてしまいます。
さて先日、すぐ近くにある「なかにし眼科クリニック」において、なかにし眼科クリニック、偕生病院、糖尿病内科かいせいクリニックのスタッフ連携会を開催いたしました。総勢30名程度が集いました。
前半部分は、神戸大学総合内科の村前先生から、糖質制限食についての講義をしていただきました。糖質の意味から、糖質制限のメリット、デメリットを分かり易く解説していただきました。
村前先生は、本年4月から毎週金曜日に偕生病院の病棟で療養指導などを行っていただいております。
8月からは糖尿病内科かいせいクリニックにて外来診療を行っていただく予定です。
後半では、糖尿病と眼科疾患(糖尿病網膜症)に関連した症例検討会を行いました。私たちがかかわることで、より豊かな人生を歩んでいただけように、私たちに何が出来るのかを話合いました。
糖尿病治療において、血糖値をコントロールすることは真の目的ではありません。血糖コントロールは、本当の目的である元気で長生きをするための手段に過ぎません。糖尿病と伴に生きる患者さんに寄り添っていけるようにスタッフ一同で学び続けたいと思います。