コラム一覧:糖尿病
低血糖による片麻痺とは
2024-04-01
はじめに 低血糖による症状と言えば、冷や汗、だるさ、動悸などを思い浮かべる方が多いと思います。実は低血糖によって、身体の左右いずれかに麻痺(片麻痺)が出現することがあることをご存じでしょうか。 ...
抗がん剤が原因となる1型糖尿病とは
2024-01-29
~免疫チェックポイント阻害薬による副作用としての1型糖尿病~ はじめに 京都大学の本庶佑先生が、免疫をつかさどる細胞にある「PD-1」という新たな物質を発見し、その後、その物質が免疫の作用を抑える...
2型糖尿病を持つ人の食事および運動習慣に関連する因子の探索
2023-12-18
先日、私たち糖尿病内科まつだクリニックのメンバーと、神戸市看護大学の稲垣先生らとの共同研究の結果が、日本糖尿病学会の学会誌に掲載されましたので、報告させていただきます。研究内容は、タイトルにあるよ...
1型糖尿病を持つ人のセルフスティグマとHbA1cとの関係
2023-09-04
はじめに 糖尿病を持つ人は、スティグマ(負の烙印)を感じることによる心理的苦痛を経験し、それは社会生活の質にも悪影響を及ぼすことが問題となっています。以前に、私たちのクリニックでは、神戸市看護大...
世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬が血糖値と体重減少にもたらすインパクト ~GIPとGLP-1の糖代謝における作用の違いから考える~
2023-06-12
はじめに 最近の糖尿病治療薬の中で、処方数を大きく伸ばしている種類が2つあります。SGLT2阻害剤とGLP-1受容体作動薬といわれる薬です。両薬剤群とも、様々な研究により、血糖値の改善効果だけでなく、糖尿病...
糖尿病を持つ人の自己管理とヘルスケアアプリの利用との関連
2023-05-22
先日、私たち糖尿病内科まつだクリニックのメンバーと、神戸市看護大学の稲垣先生らとの共同研究の結果が、論文に掲載されましたので、報告させていただきます。日本語タイトルにあるように、自己管理行動とヘル...
腸内細菌叢は、運動へのモチベーションを高める
2023-05-01
腸内細菌叢の一部の種が、腸と脳を繋ぐ経路を介して、運動パフォーマンスを高める働きがあることを、ペンシルベニア大学ペレルマン医学部の研究グループが、マウスの実験により明らかにしました。科学的に最も価...
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が平均血糖値とずれる場合がある
2023-04-10
以前の当コラムで、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と血糖値の関係について述べました。HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と血糖値との関係その際にも、「HbA1cと血糖値の関係が崩れる時」があることをご紹介...
低カリウム血症を防ぐ方法
2023-03-20
低カリウム血症の原因 前回は、カリウムと糖尿病との関係をご紹介しました。それでは、血清カリウム値を低くしないためには、どうすればよいのでしょうか。低カリウム血症を引き起こす原因には大きくわけて、...
カリウムと糖尿病
2023-03-06
はじめに 最近外来診療をしていて、血清カリウムが低めの方がたくさんいらっしゃるということが気になっています。そこで、今回は血清カリウム値と糖尿病の関係について考えてみたいと思います。 低カリウム...
糖尿病によるインスリン作用低下が筋肉の老化や寿命に及ぼす影響についての研究報告
2023-02-13
はじめに 高齢になると筋肉が老化し、サルコペニアと呼ばれる筋肉量や筋力が低下する状態に陥ることが問題となっています。特に、糖尿病を持つ方では、サルコペニアを呈する割合が高くなることが知られています...
論文投稿のお知らせ~糖尿病関連の恥について~
2023-01-30
私たち糖尿病内科まつだクリニックと神戸市看護大学の稲垣聡先生らとの共同研究で進めていた臨床研究がイギリスの医学誌である、” BMJ Open Diabetes Research & Care “に掲載されました。Title: Diabetes-rela...
妊娠糖尿病とはどのような状態なのか
2023-01-16
はじめに 妊娠に伴い、血糖値が上昇しやすくなることをご存じでしょうか。実は、妊婦さんの7~9%が「妊娠糖尿病」と呼ばれる状態になります。一方で、もともと糖尿病であった方が、妊娠された場合は、「糖尿病...
「がん」と「糖尿病」の関係
2022-10-10
~はじめに~2021年度の日本人の死因の第1位は、悪性新生物つまり癌(がん)です。全死亡者に占める割合は、26.5%にのぼります。第2位の心疾患の14.9%を大きく引き離しています。今回は、この「がん」と「糖...
NCDsとしての糖尿病
2022-09-19
~はじめに~糖尿病は「生活習慣病」の1つとして認識されていますが、この考え方が見直されてきています。そもそも「生活習慣病」は日本独特の考え方で、多くの国々では、糖尿病は、NCDs:Non-Communicable Dis...
この専門家が書いたJIJICO記事
糖尿病の本当の怖さと向き合い方
2019-06-13
寿命が10年縮むと言われれば、どんな病気を想像しますか。糖尿病を放置すれば、元気で長生きの大きな障壁になります。その一方で、糖尿病に向き合うことで、必ず「元気で長生き」は達成できます。
炭水化物を意識して体重や血糖値をコントロール ロカボダイエットとは?
2017-07-11
ロカボダイエットという言葉を最近よく耳にします。ロカボとは、低炭水化物(Low Carbohydrate)のことを指しています。炭水化物を意識することで体重や血糖値をコントロールし易くなるかもしれません。炭水化物について学んでみましょう。
日常生活における身体活動でもたらされる健康効果
2017-05-22
最近、日本人の運動量は減ってきていますが、「運動」は元気で長生きするためにはとても大切です。しかし、様々な理由で運動が始められない人も多いと思います。そこで注目したいのが、日常生活における身体活動です。
糖尿病だけではない「血糖値スパイク」のリスク その原因と対処法は?
2017-04-23
「血糖値スパイク」が心筋梗塞や癌、さらには認知症のリスクを高めることが危惧されています。 「食べる順番」「ゆっくり食べる」「低炭水化物ダイエット」「運動」「ニート」で、元気で長生きを目指しましょう。
勘違いされている糖尿病の実態 糖尿病を予防するには?
2017-02-15
糖尿病は生活習慣のだらしない人の話だと思っていませんか?実は、体質の要素が強いということはあまり認識されていません。食事の食べ方などに、ほんの少し意識を向けるだけで将来は大きく変えることが出来ます。
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