アジア糖尿病学会に参加!
Team Approach for Diabetic Foot Problem
「セミナー for 神戸 DFT(Diabetic Foot Team) 2017 in Summer」に参加してきました。
薬剤師の講師からは、神経障害のお薬のお話を、鹿児島からお越しいただいた医師の講師からは実際の診断方法、治療法や療養指導のお話を、最後には神経障害である足の痛みの体験学習をしました。
●参加者の看護師Kさんの感想●-----------------------------------------------------------
これまで患者さんが感じていた「ざらざら感」や「ふわふわした感じ」がどういうものなのかを実際に体験することで神経障害を持ちながら生活することの大変さを想像することが出来ました。
この経験を通じて感じたこと、学んだことを活かし、糖尿病とともに生活する患者さんの思いに、さらに寄り添った看護が出来ればと思います。
----------------------------------------------------------------------------------------
糖尿病の合併症の1つに足病変があることをご存じでしょうか。現在の日本でも年間約3000人が糖尿病性足病変が原因で足を切断しています。
外国では足の専門科がある国もありますが、日本では「足を守る」ことに対する認知度が低いことが指摘されています。
糖尿内科、循環器内科、形成外科、整形外科など、関連する科が多岐にわたることも認知度が低い要因の1つになっています。さらには、糖尿病性足病変はその予防から発見、治療まで多職種とのチームアプローチがとても重要です。
私たちも今までスタッフ内での勉強会を重ね、実践してきました。
この8月から正式にフットケア外来を開設することになりましたので、これからも糖尿病センターで出会う患者さんの足を守るために、チーム一同で取り組んでいきます。
「フットケア外来」についての詳細は改めてお知らせさせて頂きます。