173【不動産投資】固定資産税だけで累計7,000万円 税金累計1億円超 それでも不動産を続ける理由

竹下昌成

竹下昌成

テーマ:不動産投資



令和8年度の固定資産税通知が揃いました。

個人・法人合計で、

固定資産税等は約326万円。

毎年の恒例行事ですが、
改めて集計してみると驚きます。

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■ 不動産投資を始めてから21年間

不動産投資を始めてから21年間。

累計で、

・所得税 約2,300万円
・住民税 約900万円
・固定資産税ほか 約7,100万円

累計税額は、

約1億円を超える見込み

となりました。

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ひとつの区切りだと感慨深くもあります。

そこで、コラムとして整理してみました。

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ちなみに、

今回集計したのは、

所得税・住民税・固定資産税など中心。

不動産購入時の建物消費税や、
修繕・設備・日常生活の消費税まで含めると、

実際には倍近い税負担になっているのかもしれません(笑)

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■ 一番重いのは固定資産税

面白いのは、

所得税よりも、

固定資産税のほうが圧倒的に大きい

こと。

これは、

長期で不動産を持ち続けてきた結果でもあります。

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■ 家賃収入=年収ではない

よく、

「家賃年収4,500万円」

と言うと、

「年収4,500万円」

のように見られます。

しかし実際にはかなり違います。

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不動産賃貸業でいう家賃収入は、

会社で言えば、

「売上」

に近い。

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そこから、

・固定資産税
・管理費修繕積立金
・火災保険
・修繕費
・広告料
・空室損
・借入返済

などが出ていきます。

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つまり、

本当に近い感覚は、

CF(キャッシュフロー)

です。

以前のコラムでも、

「所得よりもCFを重視します。投資は経営です。」

とお伝えしたりしています。

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■ 年収1,000万円・2,000万円サラリーマンの現実

例えば、
年収1,000万円のサラリーマン。

一般的にはかなり高年収です。

しかし実際には、

・所得税
・住民税
・社会保険

などの負担が大きい。

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扶養条件などで多少変わりますが、

手取りはおおよそ、

年間720〜780万円前後
月額60〜65万円前後

くらいになるケースが多いと思います。

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さらに、
年収2,000万円クラスになると、

税率もかなり上がる。

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手取りはおおよそ、

年間1,200〜1,300万円前後
月額100〜110万円前後

になるケースが多い。

---

つまり、

年収2,000万円でも、

税金・社会保険で、

年間700〜800万円程度は減っていくイメージです。

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■ 私自身の感覚に近いのは「年収2,000万円サラリーマン」

私自身、

家賃収入は約4,500万円あります。

しかし、

固定資産税、保険、管理費、修繕費、借入返済などを考慮すると、

生活感覚として近いのは、

「年収2,000万円前後のサラリーマン」

だと思っています。

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長期平均で見ると、

CFは年間2,000万円前後。

月額で言えば、

150〜170万円程度の感覚です。

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つまり、

「家賃4,500万円!」

というイメージほど、
ラクではありません。

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もっと、「いわゆる」良い生活をしようと思えば、
方法はいろいろあるでしょう。

ただ、現実には、

「次の物件購入資金に使いたい、回したい(笑)」

となる。

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その結果、

また借入をして、
また固定資産税を払って、
また修繕している。

不思議なものです。

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ただし、

ここが重要です。

---

■ サラリーマンとの最大の違い

年収2,000万円サラリーマンも、

かなりの税金を払います。

一方で、

基本的には、

「労働が止まると収入も止まる」

構造。

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しかし不動産の場合。

同じように税金を払っていても、

・借入残高が減る
・物件が残る
・家賃が残る
・将来のCFが残る

という違いがあります。

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つまり、

税金を払いながら、

「ストック資産」

が積み上がっていく。

ここが大きい。

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さらに、

老後も、

・家賃収入
・売却益
・相続対策

などにつながっていく。

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■ 不動産を運営するスキルも資産

実は、

「不動産を運営するスキル」

そのものも財産です。

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・物件を見る力
・銀行交渉
・修繕判断
・家賃改定
・管理会社選定
・税務知識
・借換え

など。

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これは、

一度身につくと、

老後でも、
次世代でも、
使い続けることができます。

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■ 肩書がなくても戦える

不動産投資を続けていて感じるのは、

「肩書がなくても戦える」

ということです。

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サラリーマン時代は、

・会社名
・役職
・肩書
・同僚や上司の協力

なども大きい。

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しかし不動産賃貸業は、

・物件
・CF
・経験
・判断力
・実務能力

が積み上がる。

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つまり、

年齢を重ねても、

「自分自身で続けやすい」

面があります。

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また、

・家賃改定
・修繕
・銀行交渉
・管理会社対応
・税務
・借換え

など。

実務そのものが経験値になります。

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これは、

老後にも、
次世代にも、
活きるスキルです。

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最近は、

「FIREをやめる」

みたいな話も増えています。

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実際、

単純なFIREや定年退職などで完全に仕事を辞めると、

・やりがい
・生きがい
・社会との接点

が減る方もいるのでしょう。

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その点、

不動産賃貸業は少し特殊です。

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・働き過ぎなくてもいい
・完全には止まらない
・実利もある
・老後の趣味にもなりやすい

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私自身、

不動産、コラム、YouTube、裁判実務など、

今も現在進行形。

あまり「会社ロス」の感覚はありません。

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ちなみに、

この手の内容。

特別な話ではなく、

普段の生活で、子供にも折に触れて伝えています(笑)

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■ 一般的なサラリーマンの生涯税負担

例えば、

サラリーマンの生涯年収は2億円~3億円程度と言われています。

もちろん条件差はありますが、

税金だけでも、

生涯4,000万円前後

になるケースは普通にあります。

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イメージとしては、

・所得税
平均年額40万円 × 40年
= 約1,600万円

・住民税
平均年額50万円 × 40年
= 約2,000万円

・固定資産税(自宅など)
平均年額10万円 × 40年
= 約400万円

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合計すると、

約4,000万円

前後。

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さらに、

・厚生年金
・健康保険
・介護保険

などの社会保険料負担もある。

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つまり、

税金と社会保険料は、

多くの人にとって、

「人生最大級の固定費」

となるケースも多いでしょう。

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■ ただし、同水準年収のサラリーマンよりは有利な部分もある

もちろん、

不動産賃貸業にも、

・固定資産税
・火災保険
・管理費修繕積立金
・修繕費
・空室
・借入返済

など、
かなり重い固定費があります。

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しかし一方で、

サラリーマンとは
「仕組み」が違う部分もある。

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例えば、

不動産賃貸業では、

「収入-経費=所得」

という考え方です。

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さらに、

・減価償却
・支払利息
・火災保険
・固定資産税
・修繕費

など、

投資不動産に関する支出の多くが、
必要経費として扱われます。

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また、

給与所得と不動産所得を合算する、

「損益通算」

という仕組みもあります。

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もちろん、重要なのは、

「節税だけを目的にしない」

こと。言うまでもありませんね。

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■ まとめ

不動産投資は、

「家賃年収」

だけ見ても意味がありません。

重要なのは、

・CF
・税金
・借入
・固定費
・長期で資産が残るか

です。

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税金も重い。

借入も大変。

空室も修繕もあります。

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当然、

リスクもあります。

勉強も必要です。

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向いている人、
向いていない人もいるでしょう。

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ただ、

極端に言えば、

「何もしないよりはマシ」

だと思っています。

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加えて、ぜひ、考えてみてほしい部分もあります。

若い頃に積み上げた物件や経験が、

老後も、

・CF
・資産
・やりがい
・生きがい

につながっていく。

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しかも、

そのスキルや考え方は、

子供や次世代にも残せる。

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もちろん、

正解は人それぞれ。

それぞれの価値観や人生設計で、

考えると良いと思います。

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