54【不動産投資】FIRE大家FPの動画6分「サラリーマンのムダとFIRE生活」

2026年、55歳。目指していた資産内容にいったんは近づいたなぁ、と思っています。
希望、期待込みの超概算で
・家賃年収 5,000万円
・総資産 9億円(実勢)
・借入 3.3億円
・純資産 5.7億
数字以上に大きいのがボロアパート→ファミリー区分への入れ替えです。
そこでFIREして10年の区切りも含めて振り返り、比較してみました。
2017年、46歳の時に書いた自叙伝「シアワセの逆算」。
今回、久しぶりに自分で読み返してみました。
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正直に言うと、
当時の文章はかなり荒いです。
熱量が強く、
感情もまだ揺れていて、
「この先、本当に大丈夫なのか」
という不安も文章の端々に残っています。
当時のコラムは、
まだ途中の人間の文章でした。
もちろん、
今も途中ですけど(笑)。
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借入もある。
子供も大学生と高校生。
将来への不安もある。
それでも前に進もうとしていた。
だから、
今読み返すと、
かなり熱量があります。
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当時の僕は、
GEを退職した後、
タマホーム時代を経て、
最終的にサラリーマンを卒業した後でした。
時間ができたら自叙伝を書いてみたかった。
ある程度、不動産で生きていけると踏ん切りをつけたものの、
金利4.5%、1億円の借入も混じっていました。
いま振り返ると、
かなり攻めています(笑)。
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しかも、
まだ「不動産だけで完全に安心して暮らせる」という状態ではありませんでした。
キャッシュフローは出ている。
でも、
不安も普通にある。
だから、
あの頃の文章には、
勢いと焦りが両方残っています。
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そして10年近く経過した今、
答え合わせをすると、
結論はかなりシンプルです。
「急いだ甲斐があった」
「がんばった成果はちゃんと待っていた」
これが今の実感です。
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もちろん、
良いことばかりではありませんでした。
半分空室!って時期もありました。
トラブルもいろいろありました。
コロナもありました。
家賃改定や裁判も続行中です。
50肩や膝痛もあります(笑)。
でも、
健康で酒も飲める。
飯もうまい。
子供は就職して結婚し、
孫までできました。
TACなどでFP講師の仕事も続いています。
そして、
博多にセカンドハウスを持って、
好きな街を歩ける生活にもなりました。
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昔の自分が、
「将来どうなるんだろう」
と不安になっていたことの多くは、
実際には起きませんでした。
逆に、
想像していなかった良いことの方が多かった気がします。
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一般的なFIRE記事を見ると、
「〇億円必要」
「4%ルール」
「完全リタイア」
など、
数字や制度の話が中心になりがちです。
もちろん大切です。
でも、
実際のFIRE後の人生は、
もっと地味で、
もっと日常です。
散歩したり、
ポケモンGOしたり、
家族と話したり、
空室や家賃改定で悩んだり(笑)。
その繰り返しです。
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ただ、
10年近く経って改めて思うのは、
「自由」はお金だけでは完成しない、
ということです。
健康、
家族、
時間、
住む場所、
精神状態。
全部つながっています。
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そして、
もうひとつ面白かったのが、
「数字の変化」です。
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当時の僕は、
まだ“行先不明の途中”でした。
GE退職後、
タマホーム時代を経て、
不動産投資を本格化。
ただ、
今みたいに余裕がある状態ではありません。
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当時の感覚としては、
「キャッシュフローは出るときは出る、でも波が大きい」
「でも借入も大きい」
「本当にこのまま進んで大丈夫なのか」
そんな状態です。
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実際、
不動産価格がどうなっていくのか、どのタイプの物件が優位になるのか、
見通しが不透明な時期でもありました。
そもそも、「不動産投資は危ない」「失敗する」と普通に言われる時代でした。
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そこから10年近く経過して、
現在は、超概算で
・家賃年収 5,000万円
・総資産 9億円 (希望、期待込みの相場)
・借入 3.3億円
・純資産 5.7億
という状態になりました。
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ただ、
数字だけを見ると、
かなり増えていますが、
自分の感覚としては、
「人生が激変した」
という感じではありません。
むしろ、
少しずつ積み上がった結果です。
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当時からやってきたことは、
基本は変わらず「とにかく買う」「借入利用」
ですが、物件の入れ替えやCFと資産のバランスは調整してきました。
・中古物件中心
・ボロアパートからファミリー区分へ
・立地重視へ
・キャッシュフロー重視に加えて資産形成意識
・借入はとことん使う
・現金持つなら物件買う
かなり地味です。
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むしろ変わったのは、
「精神状態」の方かもしれません。
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当時は、
常にどこか焦っていました。
空室。
修繕。
返済。
金利。
家族。
将来。
「止まったら終わる」
みたいな感覚もありました。
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でも今は、
かなり感覚が違います。
借入はいずれ時間で減っていく。
不動産はインフレで価格も家賃も動く。
無理さえしなければ、
急に全部崩れるわけではない。
時間が解決してくれる。
対応力も身についた。
そういう感覚があります。
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だから最近は、
「どれだけ増やすか」より、
「どう穏やかに続けるか」
の方を考える時間が増えました。
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「FIRE=ゴール」ではなく「区切り」だと思っていました。
その通り、
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FIRE後も、
普通に悩みます(笑)。
空室も発生する。
家賃改定もある。
裁判もある。
管理会社にもイライラして変更する(笑)。
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ただ、
決定的に違うのは、
「自分で選べる」
ということです。
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嫌な仕事を断れる。
住む場所を選べる。
平日に散歩できる。
子供や孫との時間を取りやすい。
博多でゆっくり飯を食う。
それを「贅沢」と感じられる。
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そして、
昔の自分に、
数字だけで伝えるなら、
たぶんこう言います。
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「ちゃんと資産は増える」
「借入もちゃんとコントロールできる」
「大丈夫、続いてる」
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です(笑)。
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最後に。
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今回の比較を見て、
改めて思うのは、
自分の努力だけでなく、取引先等に支えてもらったり、
時代の流れもかなり大きかったということです。
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建築費高騰。
金融緩和。
インフレ。
福岡の不動産価格上昇。
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そういう時代背景も含めて、
今があります。
そして、また10年後、20年後に答え合わせをしたい。
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なので最後は、
この言葉で締めようと思います。
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「インフレ様、ありがとう!」(笑)
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