35【確定申告】減価償却から考える事業・投資戦略

■163の続編です
「なぜ毎月5万円以上マイナスでも買うのか?」というご質問がいくつかありました。
今回はその部分を、数字ベースで整理しておきます。
前提として
・妄想半分
・税金などは簡略化
ざっくりイメージとして見てください。
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■CF(キャッシュフロー)のおさらい
今回のケースでは
毎月 約▲52,000円
という結果になります。
これだけ見ると
「やめたほうがいい」と感じる人が多いと思います。
ここは自然な感覚です。
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■ただし、同時に起きていること
毎月マイナスでも
・元金は減っていく
・家賃は上げられる可能性がある
・時間が経てば借入は終わる
という動きが同時に進みます。
実際の試算では
・10年後 → 約500万円
・20年後 → 約1,100万円
元金の減りに差が出ています。
ここは見落とされがちなポイントです。
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■利益の考え方
不動産の利益は
インカム(家賃)+キャピタル(売却)
で考えます。
今回の前提では
自己資金300万円に対して
・25年後 → 約5,200万円
・35年後 → 約8,100万円
・45年後 → 約1.1億円
というイメージになります。
さらにインフレ2%を前提にすると
35年後には
自己資金300万円 → 約2億円規模
という試算になります。
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■ここでのポイント
資産形成=自己資金をどれだけ増やせるか
です。
CFがマイナスかどうかではなく
最終的に何が残るかで判断しています。
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■考え方
CFは“現在の感情”
資産は“未来の現実”
です。
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■まとめ
・毎月マイナスでも資産は積み上がる
・元金の減少が本体
・インフレも味方になる
・時間をかける前提の投資
最終的には
・賃貸継続
・売却
・自己使用
選択肢を持てる状態になります。
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■少しだけ現実的な話
毎月マイナスだからダメ、という考え方も当然あります。
一方で
長期の資産で考えると、見え方は変わります。
どちらが正しいというより
どの軸で判断するか、という話です。
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150
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149(築年数の考え方)
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今回の内容はあくまで一つの考え方です。
参考にしながら、ご自身の判断基準を作っていくのが一番だと思います。


