算定基礎届提出時に、年金事務所の調査が本格化しています。
昨日の報道によると、参院選で勝利した安倍首相は、経済対策を月内に策定するよう指示をしました。その中に国民年金や厚生年金など、受給するには、原則25年間保険料を納めていなければならなかったのを10年で受給できるように来年4月より法改正するとように、という内容が入っているとのことです。
消費税を10%に上げた際に、10年で受給できるようにすることは、決まっていたのですが、消費税10%が延長になったため、前倒しすることになります。財源はどうするのか、、、など問題もありそうですが、これで新たに17万人ほどの年金受給者が増えます。
現在、年金事務所が厚生年金の未加入事業所へ加入強化を図っておりますが、今更年金に加入しても25年なんか達成できないからどうせもらえない、などと諦めている方にとっても、10年であればなんとかなるのではないでしょうか。もちろん、納めた期間での年金額になりますので、決して多い年金ではありませんが、それでももらえないよりは、良いでしょう。