ローソン、健康診断受けない社員の賞与15%カット:労働安全衛生法/千葉県 市川市 社会保険労務士
労災による死傷者数は建設業、製造業では過去10年間で大幅に減少していますが、
その一方で第三次産業ではむしろ増加傾向にあります。
今年3月に発表された第12次労働災害防止計画では、なかでも「小売業」、「社会福祉施設」、
「飲食店」、「陸上貨物運送事業」の4業種が平成25年度から平成29年度までの5年間に
国が重点的に対策に取り組む業種とされています。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei21/dl/12-gaiyou.pdf
このうち「飲食店」の労災事故に関しては、その半数を「転倒災害」と「切れ・こすれ災害」が
占めているため、事故の類型ごとの安全対策マニュアルを策定するとされていましたが、
そのマニュアルがこのたび発表されました。
↓
「飲食店を経営する皆様へ 労働災害の防止のためのポイント」
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/131018-01.pdf
「転倒」と「切れ・こすれ」の他、「高温・低温の物との接触」による労災防止のポイントが
事故の原因別に分かりやすく紹介されています。
職場の安全衛生対策に是非、お役立て下さい。