春の訪れを感じさせてくれる茶「蒙頂黄芽」淹れ方
暦は、立秋を迎えましたね。
気温は高いながらも、夏の風と秋の涼やかな風が混在し
夏の雲と秋の雲が行き交うころ。
そして、空気が乾燥してまいります。
暑い日がまだまだ続く中、おすすめのお茶は、「白牡丹」です。
福建省の白茶「白牡丹」。
白毫銀針同様体を冷やすことなく
体の熱を外に促してくれると現代の研究で認められました。
淹れるときには、茶器を温めたあと蓋碗の8分目まで湯が入る内の
蓋碗の2分の1から3分の1の茶葉を入れます。
お茶を淹れる湯の温度は、
沸かした湯を「茶海」または、「公道杯」と呼ばれる器を湯冷ましとして使い、
90度くらいにして注ぐと
瑞々しい甘涼やかな香りと味の白牡丹のお茶が淹れられます。
茶湯の色は、淡い蜜の色。
新鮮なものは、翠色が美しい茶殻。
3年経つと薬、7年経つと宝と言われる白茶ですので、
年月をおくこともできます。
白茶は、この数年で世界中でとても人気が上がっているため、
価格も上がっています。
気に入ったお茶に出会えましたら、ご購入をおすすめします。
そのお茶は、3年も経てば、間違いなく価格が上がるのですから…
そして、年月を経た白牡丹ならではの甘みが豊かに感じられます。