春の訪れを感じさせてくれる茶「蒙頂黄芽」淹れ方
一年で一番暑い季節「大暑」を迎えました。
この季節におすすめしたいお茶は、白茶です。
体を冷やさずに、余分な熱をお茶と共に出してくれるといわれ、
清代から上質な清涼飲料として親しまれてきました。
グラスにひとつまみいれ、
90度くらいの湯を三分の一ほどいれ、
お湯をなじませ、さらに三分の二を加えましたらできあがり。
沸かしたお湯をひと呼吸おいて使います。
茶器など特別なものはなくても、グラスひとつあれば淹れられます。
グラスから立ち上る香り、上品な味わいがあります。
白茶の分類のひとつです。
白茶は、茶葉を摘んだあと萎れさせて乾燥したものです。
未開きの芽だけの白毫銀針のほか、白牡丹といった茶葉も入っているもの、
日常茶としてのまれている壽眉、
月の光にさらして萎れさせる月光白があります。
ダージリンなどでも白茶作りが行われています。
グラスでいただけるお茶、白毫銀針に出会えましたら、
是非、召し上がってみてください。
もちろん、蓋碗でもいただけます。
見た目の美しさだけでなく、
体を巡るうちに穏やかに心も体も整えてくれることと思います。
白茶は、今大人気のお茶です。
他の白茶の淹れ方も改めて紹介させていただきたいと思います。
三伏の候、梅雨明けももうすぐですね。
お身体を大切にお過ごしくださいませ。