PHI pilatesのインストラクターを目指したい方へ
キューイングとは観察

ピラティスの運動指導において、
私が常に大切にしている事が
どのキューイング(言い方、伝え方)
でその方が動きやすいか、
正しく動けているか、
常に観察しながら変えています。
指導中には
バーバルキューイング(言語的な指示)
ビジュアルキューイング(視覚的な誘導)
タクタイルキューイング(触覚による促し)
など、さまざまな「伝え方=キューイング」が駆使しています。
その中で私自身は、これらに加えて
クエスチョンキューイング(問いかけによる気づき)を使うこともあります。
「今どこが動いている感じがしますか?」
など、
お客様が自分の体の内側に意識を向けるきっかけとして、
とても有効だと常に感じています。
ただし、どのキューが響くかはその方によって毎回異なります。
インストラクター側の感覚やパターンで一方的に押しつけず、今ここのお客様の状態を観察しながら、
柔軟に選んでいくことが大切です。
伝えるでなく、
伝わることを意識して。
一人ひとりに寄り添うキューイングを、
これからも探求していきましょう



